※本記事はアフィリエイト広告を利用しています
「リカレント」を調べると、学費が50万円近いことにまず驚きます。国家資格キャリアコンサルタントの養成講習は20万円台からあるので、倍以上の開きです。
当然、次に知りたくなるのは 「その差額に見合うものがあるのか」 です。ところが検索して出てくるのは、誰が書いたのか分からない体験談ばかり。50万円の判断をそれで下すのは、さすがに心もとない。
そこでこの記事では、匿名の口コミを一切引用しません。代わりに、リカレントが掲げている売り文句を 公式サイトの記載と、厚生労働省が公表している養成講習一覧(22講座) で1つずつ突き合わせます。事実として確認できないことは「確認できない」と書きます。
この記事の調べ方
- 調査日:2026年8月29日
- 調査対象①:リカレント公式サイト(講座ページ・入学案内・ニュース)を実際に取得して確認
- 調査対象②:厚生労働省「令和8年4月〜 キャリアコンサルタント養成講習一覧」(2026年5月作成・22講座)
- 調査対象③:キャリアコンサルティング協議会/日本キャリア開発協会が公表する試験結果PDF(第29〜32回)
- 受講料の順位や1時間あたりの単価は、厚労省の一覧をもとに編集部が計算した値です
- 匿名の口コミサイト・まとめサイトの記述は根拠として使用していません
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
この記事の結論(先に3つだけ)
- 「全課程通学は日本唯一」は事実です。厚労省の一覧22講座のうち、通信時間が0時間なのはリカレントの養成講座だけでした
- 受講料437,800円は22講座中いちばん高い金額です。ただし通学1時間あたりで割ると2,919円で、22講座中6番目に安くなります
- 「合格保証制度」で免除されるのは学科理論マスター(15時間)の受講料だけです。全額返金ではなく、出席率80%以上と再登録料6,600円が条件です
そもそもリカレントとは何をしているスクールか
まず前提を揃えます。公式サイトに書かれている事実だけを並べます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | 株式会社リカレント |
| スクール開校 | 2003年(開校23年)。社会人スクールとしての歴史は40年 |
| 輩出実績 | 23,000名以上 |
| 位置づけ | 厚生労働大臣認定講習の実施機関 |
| 講師 | 総勢108名(うち1級キャリアコンサルティング技能士24名) |
| 校舎 | 新宿・銀座・横浜・大宮・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡ほか。オンライン教室あり |
| 電話 | 0120-67-2048(平日10:00〜21:30/土日祝10:00〜18:30) |
※2026年8月29日時点のリカレント公式サイトの記載
ここで大事なのは 「厚生労働大臣認定講習の実施機関」 という一点です。
国家資格キャリアコンサルタント試験は誰でも受けられるわけではなく、受験資格が必要です。実務経験3年以上がない人にとって、認定講習を修了することが実質的に唯一の受験ルートになります。
つまりリカレントを選ぶかどうかは、「良さそうなスクールを探す」話ではなく、受験資格を取りに行くルートをどこにするかの選択です。この視点で見ると、比較すべき相手は自動的に決まります。厚労省が指定している22講座です。
検証1:「全課程通学は日本唯一」は本当か → 事実でした
リカレントがいちばん前面に出しているのが、この主張です。
厚生労働大臣が定める150時間の全てのカリキュラムを講師から直接学べる日本唯一のスクール
(リカレント公式サイトより)
厚生労働省は毎年、認定している養成講習の一覧をPDFで公表しています。そこには 講習ごとの「通学時間」と「通信時間」が数字で載っています。2026年5月作成版(令和8年4月〜)の22講座を、通信時間の少ない順に並べ替えました。
| 講習名 | 実施機関 | 通学 | 通信 |
|---|---|---|---|
| リカレント キャリアコンサルタント養成講座 | (株)リカレント | 150時間 | 0時間 |
| キャリアコンサルタント養成講座 | (株)東京アカデミー | 154.5時間 | 25時間 |
| CMCAキャリアコンサルタント養成講習 | (特非)日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会 | 110時間 | 40時間 |
| キャリアコンサルタント養成講習(オンライン) | (株)リバース | 109時間 | 53時間 |
| GCDF-Japanキャリアカウンセラートレーニングプログラム | (特非)キャリアカウンセリング協会 | 96時間 | 54時間 |
| リカレント キャリアコンサルタント養成ライブ通信講座 | (株)リカレント | 75時間 | 75時間 |
※厚生労働省「令和8年4月〜 キャリアコンサルタント養成講習一覧」(2026年5月作成)より抜粋
22講座のうち、通信時間が0なのはリカレントの養成講座だけでした。2位の東京アカデミーは通学時間こそ154.5時間と長いものの、通信が25時間あります。
なお厚労省の注記によれば、ここでいう「通学」には Web会議システムを使ったリアルタイム授業(オンライン)も含まれます。リカレントの「オンライン受講クラス」はこの通学時間に入っている、という理解になります。
確認できたこと: 「全課程を講師から直接学ぶ」という主張は、厚労省の公表データと矛盾しません。
22講座で唯一、自習に相当する通信パートがゼロです。
これが何を意味するかは、あとで合格率の話と一緒に見ます。
検証2:「合格者数3年連続No.1」は本当か → 出典はあるが、読み方に注意
公式サイトのニュース(2026年6月1日付)に、次の記載があります。
出典:厚生労働省「教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座」2025年発表の2023年度合格者数データを元に作成
※リカレント年間合格者数推移 2021年は1655名、2022年は1501名、2023年は1936名で、3年連続でNo.1を達成
出典が明示されているので、根拠のない自称ではありません。ここは評価できる点です。
ただし、この推移の数字自体をよく見ると、気づくことがあります。
| 年 | リカレントの年間合格者数 |
|---|---|
| 2021年 | 1,655名 |
| 2022年 | 1,501名(前年から154名減) |
| 2023年 | 1,936名 |
3年連続No.1ではあるが、合格者数が毎年伸びているわけではありません。 2022年は前年から154名減っています。「No.1」と「右肩上がり」は別の話なので、そこは区別しておいたほうがいい。
もう1つ重要な注意点があります。合格者数は合格率ではありません。
受講生が多ければ合格者数も多くなります。リカレントは 受講生の合格率を公表していません(公式サイトを確認した限り記載がありません)。したがって、
「リカレント生の合格率は◯%」という数字は、どこにも存在しません。
もし他のサイトでそういう数字を見かけたら、出典を確認したほうがいい。当サイトも書けません。書けるのは 「2023年度の合格者数が1,936名で、スクール別では最多だった」 というところまでです。
検証3:「合格保証制度」は何を保証しているのか → 学科理論マスター1教科の受講料
ここがいちばん誤解されやすい部分です。公式サイトの注記を、そのまま引用します。
合格保証制度™とは、リカレントの資格保険制度の固有名称のことで、試験の合格そのものを保証するものではありません。
合格保証制度™のついた教科(学科理論マスターが対象)を受講し、万一本試験に不合格の場合は翌期に開講される対象教科の受講料を免除いたします。
※出席率80%以上が条件。再登録料6,000円(税込6,600円)が必要です。
(リカレント公式サイトより)
要するに、こういうことです。
| よくある誤解 | 実際 |
|---|---|
| 落ちたら学費が返ってくる | 返金はありません |
| 落ちたら全カリキュラムを再受講できる | 対象は 学科理論マスター(15時間・全6回)だけ |
| 無条件で使える | 出席率80%以上が条件 |
| 完全無料 | 再登録料6,600円が必要 |
養成講座は全150時間・全60回です。そのうち学科理論マスターは 15時間・全6回。カリキュラム全体の1割です。
編集部の見解:これは「保証」というより 「学科対策だけもう一度受け直せる特典」 と理解したほうが実態に近いです。名前から受ける印象と中身にギャップがあります。ただし、公式サイトが注記でこの条件をきちんと開示している点は、隠していないという意味で誠実です。申し込む前にこの注記を読んでいれば誤解は起きません。
なお、実技(面接)に落ちた場合の受け皿は合格保証制度ではなく、別売りの「実技試験面接対策コース」(15時間・受講料74,800円+教材費2,200円/いずれも税込) になります。ここは追加費用がかかる、と見ておいたほうが安全です。
検証4:学費は本当に高いのか → 22講座中いちばん高い。ただし単価は別
隠さずに書きます。リカレントの受講料は、厚労省が公表している22講座の中でいちばん高いです。
| 受講料(基本料金) | |
|---|---|
| リカレント 養成講座 | 437,800円(22講座中1位=最高額) |
| 22講座の平均 | 321,645円 |
| 22講座の中央値 | 326,150円 |
| 最安(労働調査会/リバース) | 198,000円 |
※厚生労働省の養成講習一覧より。平均・中央値は編集部が計算
しかも、リカレントはこの受講料に加えて 入会金33,000円・教材費28,600円(いずれも税込) がかかります。学費の総額は次のとおりです。
| 項目 | 税込 |
|---|---|
| 受講料 | 437,800円 |
| 教材費 | 28,600円 |
| 入会金 | 33,000円 |
| 合計 | 499,400円 |
最安の198,000円と比べると 約30万円の差。これは小さくありません。
ただし、比べ方を変えると景色が変わります。受講料を「講師が直接教える時間(通学時間)」で割ってみます。
| 講座 | 受講料 | 通学時間 | 通学1時間あたり |
|---|---|---|---|
| 東京アカデミー | 250,000円 | 154.5時間 | 1,618円 |
| リバース | 198,000円 | 109時間 | 1,817円 |
| 労働調査会 | 198,000円 | 90時間 | 2,200円 |
| リカレント 養成講座 | 437,800円 | 150時間 | 2,919円(22講座中6位) |
| ヒューマンアカデミー | 322,300円 | 80時間 | 4,029円 |
| 日本マンパワー(総合) | 396,000円 | 96時間 | 4,125円 |
| リカレント ライブ通信講座 | 360,800円 | 75時間 | 4,811円 |
| パソナ 100年キャリア講座 | 385,000円 | 76時間 | 5,066円 |
※編集部が厚労省の一覧をもとに計算(受講料÷通学時間)
総額では最高額のリカレント養成講座が、通学1時間あたりでは22講座中6番目に安い。理由は単純で、通学時間が150時間と突出して長いからです。
そして興味深いことに、リカレント自身のライブ通信講座(4,811円/時間)のほうが、通学講座より時間単価は高いという結果になりました。
判断の軸はここです。
「総額をいくらに抑えたいか」で選ぶなら、リカレントは選択肢から外れます。
「講師に直接見てもらう時間をいくら買えるか」で選ぶなら、リカレントは割高ではありません。
なお、この比較は 受講料だけの比較です。入学金・教材費は学校ごとに扱いが違い、公式サイトで確認できたのは次の4校だけでした。
| スクール | 入学金 | 教材費 |
|---|---|---|
| リカレント(養成講座) | 33,000円 | 28,600円 |
| リカレント(ライブ通信) | 22,000円 | 15,400円 |
| ヒューマンアカデミー | 55,000円 | 金額非公開(「別途必要」との記載のみ) |
| 大原学園 | 6,000円 | 記載なし |
| 地域連携プラットフォーム | なし | なし(「受講料のみ」と明記) |
※各校公式サイトおよび厚労省の講習検索サイト(2026年8月29〜30日確認)。いずれも税込
残りの講座の入学金・教材費は公式で確認できなかったため、当サイトでは金額を書きません。総額で比べたい場合は、必ず各校に直接確認してください。 詳しい横並び比較は 養成講習22講座の比較記事 にまとめました。
検証5:受験資格別の合格率から見えること
養成講習にお金を払う意味は、最終的には試験の結果に出るはずです。ここは公的なデータがあります。
試験を実施する2つの機関(キャリアコンサルティング協議会・日本キャリア開発協会)は、受験資格別の合格者数を公表しています。「養成講習を修了して受けた人」と「実務経験3年以上で受けた人」を分けた数字です。
実技試験(日本キャリア開発協会/JCDA)
| 回 | 養成講習修了者 | 実務経験者 | 差 |
|---|---|---|---|
| 第30回 | 71.9%(675/939) | 44.8%(65/145) | +27.1pt |
| 第31回 | 70.7%(764/1,081) | 42.5%(51/120) | +28.2pt |
| 第32回 | 68.2%(608/891) | 52.4%(55/105) | +15.8pt |
※各回の試験結果PDFの人数から編集部が合格率を計算
JCDAで受験する場合、養成講習修了者の実技合格率は実務経験者を15〜28ポイント上回っています。 実務経験が3年あっても、講習で型を身につけた人には及んでいない。実技(ロールプレイ)は「現場でやっている」ことと「試験で評価される」ことが別物だ、という現実がここに出ています。
ただし、協議会側の実技では同じ傾向が出ません(第32回は実務経験者のほうが5.0ポイント高い)。機関によって実技の採点傾向が違う可能性があり、ここは単純化できません。
学科はどうか。学科は両機関の共通問題なので、比較しやすい数字です。
| 回・機関 | 養成講習修了者 | 実務経験者 |
|---|---|---|
| 第32回 協議会 | 55.2% | 49.8% |
| 第32回 JCDA | 56.1% | 49.3% |
| 第31回 協議会 | 80.5% | 83.7% |
| 第31回 JCDA | 79.8% | 76.5% |
7回分を通すと、養成講習修了者が上回るのが6回、下回るのが1回(第31回の協議会)。差は3〜10ポイントで、実技ほど大きくありません。
まとめると: 養成講習の価値は、学科よりも 実技(面接)で効いている可能性が高い。
そしてリカレントは、22講座で唯一 実践パートを含む150時間すべてを講師の前で行う 構成です。
ここに学費の差の説明がつくかどうかが、判断の分かれ目になります。
合格率の推移や第32回で学科が急落した件は、合格率の記事 で詳しく扱っています。
リカレントが向く人・向かない人
ここまでの事実から、判断表を作ります。
| こういう人 | 判断 | 理由 |
|---|---|---|
| 業界未経験で、実技(ロールプレイ)に不安がある | 向く | 150時間すべてが講師の前。演習量が22講座で最多 |
| 平日夜や土日しか時間が取れない | 向く | 平日午前・午後・夜間・土曜・日曜クラスあり。欠席時のクラス振替制度あり |
| 地方在住だが通学と同じ授業を受けたい | 向く | オンライン受講クラスも厚労省の区分では「通学」扱い |
| 資格取得後に転職・就職したい | 向く | 個別キャリアカウンセリングが入会後3年間無料。就職サポートあり |
| とにかく学費を抑えたい | 向かない | 22講座中の最高額。総額499,400円 |
| 自分のペースで動画中心に進めたい | 向かない | 通信0時間。決まった日時に授業がある前提の設計 |
| 「落ちたら全額返ってくる」保証がほしい | 向かない | 合格保証の対象は学科理論マスター1教科の受講料のみ |
| すでに実務経験3年以上がある | 要検討 | 受験資格があるため、講習を受けずに直接受験する選択肢もある |
最後の行は補足が必要です。実務経験3年以上があれば講習なしで受験できます。ただし前掲のとおり、JCDAの実技では実務経験者の合格率が42〜52%と低い。「受験資格はあるが実技が不安」という人が講習を検討するのは、データ上は不合理ではありません。
公式サイトに載っている卒業生の声について
リカレントの公式サイトには、氏名・前職つきの卒業生の声が掲載されています。
酒井 希世美さん(前職/大手通信会社で接客・販売 → 人材派遣会社 キャリアコンサルタント)
「リカレントは資格取得までのフォロー体制がしっかりしている」
出典:リカレント公式サイト「卒業生の声」
渡邊 由里さん(専業主婦から転身 → キャリアコンサルタントとして独立)
「専業主婦だった私がキャリアコンサルタントとして独立。リカレントに入学前は、今の自分は想像できなかった」
出典:リカレント公式サイト「卒業生の声」
田中 麻里子さん(専業主婦から転身 → 私立大学 キャリアコンサルタント)
「子育てと両立しながらリカレントに通うことが楽しかった。資格取得後は大学のキャリアセンターへ勤務」
出典:リカレント公式サイト「卒業生の声」
編集部の見解:これらは スクール自身が掲載している推薦の声 です。中立な第三者レビューではありません。掲載する側が良い声を選ぶのは当然なので、「こういう人がいる」以上の意味に読むべきではありません。
一方で、氏名・前職・現職まで開示されている点は、匿名の口コミよりは検証可能性が高いとは言えます。当サイトが第三者の匿名口コミを引用しないのは、書いた人が本当に受講したのかを確認する手段がないからです。
なお、専業主婦から独立したケースがある点は、次の記事で扱う教育訓練給付金の話と関わってきます。独立(雇用保険の被保険者にならない働き方)を選ぶと、給付金は最大80%ではなく50%止まりになる可能性があります。 ここは学費の実質負担が20万円以上変わるところなので、給付金の記事 を必ず確認してください。
よくある質問
Q. リカレントの学費は結局いくらですか?
キャリアコンサルタント養成講座(通学/オンライン)は 受講料437,800円+教材費28,600円+入会金33,000円=499,400円(税込) です。ライブ通信講座は 360,800円+15,400円+22,000円=398,200円(税込)。内訳と支払い方法は 料金記事 で整理しました。
Q. 教育訓練給付金で「最大80%」戻るというのは本当ですか?
制度としては本当ですが、80%が適用されるのは条件を全部満たした場合だけです。基本は50%(年間上限40万円)で、資格取得+雇用保険被保険者としての就職で70%、さらに賃金が5%以上上がって80%になります。条件と実質負担額の計算は 給付金記事 にまとめています。
Q. 通学クラスとオンラインクラスで学費は違いますか?
公式サイトの講座ページでは、養成講座の開講クラスとして「教室受講クラス」「オンライン受講クラス」の2つが挙げられており、料金表は共通の1つです(受講料437,800円)。これとは別商品の「ライブ通信講座」(360,800円)は、映像授業+スクーリングの組み合わせで料金体系が異なります。
Q. 途中で欠席したらどうなりますか?
公式サイトに クラス振替受講制度 の記載があります。同じ内容の授業を他のクラスに振り替えて受講できる制度です。ただし「振替対象教科の詳細は日程表にてご確認ください」との注記があるため、全教科が対象とは限りません。申し込む前に確認しておいたほうが安全です。
Q. 入学に試験はありますか?
公式の入学案内に「選考試験はございません。先着順にてお申し込みを受け付けております」と記載されています。Webのコース申込フォームでの手続きと学費の支払い完了で申込完了となります。
Q. 資格を取ったらすぐ仕事になりますか?
国家資格キャリアコンサルタントは名称独占資格であり、この資格がなければできない業務(業務独占)はありません。公式サイトには就職先・在職実績の企業名が多数挙げられていますが、これは 2007年〜2025年度の累計実績(リカレントキャリアセンター調べ) であり、就職率ではありません。
まとめ
公式サイトと厚労省の資料で確認できたことを、もう一度並べます。
- 「全課程通学は日本唯一」は事実。厚労省の養成講習一覧22講座で、通信0時間はリカレント養成講座だけ
- 受講料437,800円は22講座中いちばん高い。学費総額は入会金・教材費を含めて 499,400円(税込)
- ただし 通学1時間あたりでは2,919円で22講座中6位。同社のライブ通信講座(4,811円/時間)より安い
- 「合格者数3年連続No.1」には厚労省データという出典がある。ただし合格者数であって合格率ではなく、2021→2022年は154名減っている
- 「合格保証制度」の対象は学科理論マスター(15時間)の受講料のみ。出席率80%以上と再登録料6,600円が条件
- JCDAの実技では養成講習修了者が実務経験者を15〜28ポイント上回る。講習の価値は実技側に出ている
「50万円は高い」——これは事実です。この記事は、それを否定しません。
判断すべきなのは金額の大小ではなく、「講師の前で150時間やる」という設計に、自分が20万〜30万円を追加で払う理由があるかです。実技が不安で、決まった時間に通える環境があるなら、その理由は成立します。動画で自分のペースに進めたい人には成立しません。
学費・クラス日程・校舎の詳細は、公式サイトの資料請求と無料の個別ガイダンスで確認できます。

