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ハンドメイドマイスターと手芸アドバイザー。SARAのハンドメイド講座を調べると出てくるこの2つの資格名は、片方が「自分で作れること」、もう片方が「人に伝えられること」を示すものです。耳慣れない名前で身構えてしまいますが、役割を分けて見れば、何を学んで何に使えるのかはすっきり整理できます。
先に大事なことをお伝えします。ハンドメイド作品の販売そのものに、これらの資格は必要ありません。 minneもCreemaもメルカリも、資格なしで誰でも出品できます。それでも資格を取る人がいるのは、「学んだ証」をプロフィールに書ける・他の作家と差別化できる・教室を開くときの説得力になる といった理由からです。
この記事では、SARAスクールのハンドメイド(手芸)講座で取れる ハンドメイドマイスター(JDP)と手芸アドバイザー(JLESA)の2資格 について、それぞれ何が学べて何に使えるのか、難易度はどのくらいか、どうやって取るのかを、向き不向きまで含めて正直に解説します。
ハンドメイド資格の区分はどう整理したか
- ハンドメイドマイスター(JDP)・手芸アドバイザー(JLESA)の位置づけは、各認定協会とSARA公式の記載を照らし合わせて整理しました
- 難易度は在宅受験・テキスト範囲からの出題という形式をふまえた評価で、合否を保証するものではありません
- 料金・コース内容は2026年6月時点の公式表記をもとにした概算で、変動する場合があります
- 受験条件や認定証の扱いは更新されることがあるため、最新は公式でご確認ください
ハンドメイドマイスターとは?手芸アドバイザーとは?まず全体像
SARAスクールの「ハンドメイド(手芸)講座」を受講すると、2つの民間資格 を同時に目指せます。
| 資格名 | 認定協会 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| ハンドメイドマイスター | JDP(日本デザインプランナー協会) | 手芸・ハンドメイド全般の知識と制作スキルを証明する資格 |
| 手芸アドバイザー | JLESA(日本生活環境支援協会) | 各種手芸技法を理解し、人にアドバイスできるレベルを示す資格 |
どちらも国家資格ではなく 民間資格 で、在宅で受験できます。役割が少しずつ違うので、それぞれ見ていきましょう。
ハンドメイドマイスター(JDP認定)とは
ハンドメイドマイスターは、日本デザインプランナー協会(JDP) が認定する資格です。布や糸、ビーズ、各種素材を使ったハンドメイド・手芸の基礎知識から、実際に作品を作るための工程までを幅広く理解していることを証明します。
- 位置づけ:手芸・ハンドメイド全般を「作れる人」としての知識証明
- 学ぶ範囲の例:素材(糸・布・ビーズなど)の特性、道具の使い方、基本的な制作工程、デザインの考え方
- 向いている人:作品を作って販売したい人、自分の制作の土台を体系化したい人
手芸アドバイザー(JLESA認定)とは
手芸アドバイザーは、日本生活環境支援協会(JLESA) が認定する資格です。刺繍・編み物・カービング・ギャザーといった 個別の手芸技法への理解 と、それを人に伝えられる知識があることを示します。
- 位置づけ:手芸の技法を「人にアドバイスできる人」としての知識証明
- 学ぶ範囲の例:各種手芸技法の特徴、用途に応じた技法選び、作品づくりに役立つ実用知識
- 向いている人:将来ワークショップや教室を開きたい人、家族や生徒に教える立場を意識している人
2資格の違いと、なぜ一緒に取るのか
ざっくり言えば、ハンドメイドマイスターは「自分が作れる」、手芸アドバイザーは「人に伝えられる」 という方向性の違いです。とはいえ学ぶ範囲が重なる部分も多く、SARAのハンドメイド講座は1講座で両方の試験範囲をカバー しているため、別々に2講座を受けるより効率的に2資格を狙えます。
「作って売る」だけでなく「いつか教える」も視野に入れている方にとっては、2つ揃えておくとプロフィールの説得力が一段増します。
ハンドメイド資格の難易度はどのくらい?
「資格」と聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、ハンドメイドマイスターも手芸アドバイザーも、初学者を主な対象にした入門〜基礎レベル の資格です。
難易度を左右する3つのポイント
| ポイント | 内容 | 難易度への影響 |
|---|---|---|
| 受験形式 | 在宅受験(自宅で受けられる) | 緊張しにくく、落ち着いて取り組める |
| 出題範囲 | 講座テキストの範囲に沿って出題 | テキストを学べば対応しやすい |
| 受験対象 | 初学者中心の基礎レベル | 専門知識ゼロからでも目指せる |
各協会の認定試験は在宅で受けられるため、会場まで足を運ぶ必要がありません。出題はSARAのテキストで学ぶ範囲に沿っているので、教材をしっかり読み込めば、未経験からでも十分合格を狙える レベルと考えてよいでしょう。
それでも油断は禁物なポイント
難易度が高くないとはいえ、基本コースで自分で受験する場合は注意しておきたい点がいくつかあります。認定試験は各協会の公式サイトから自分で申し込み、受験料を別途支払う形で、試験日程の確認も自分で行わなければなりません。不合格の可能性はゼロではなく、再受験には再度受験料がかかります。そして、これらの資格はあくまで「学んだ証」であって実技の保証ではないため、実際の作品クオリティは別途手を動かす練習で磨く必要があります。
「試験を受ける自信がない」「日程を組むのが面倒」という方には、後述の プラチナコース(試験免除) が安心です。
取得方法|基本コース vs プラチナコースの違い
SARAのハンドメイド講座には2つのコースがあり、2資格の取り方 が変わります。料金は全講座共通です。
| プラン | 料金(税込) | 試験の扱い | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 基本コース | 59,800円 | 自分で各協会へ申込・受験 | 試験に自信があり、コストを抑えたい |
| プラチナコース | 79,800円 | 卒業課題の提出で試験免除・100%取得 | 試験を受けずに確実に2資格揃えたい |
※認定証は任意発行で、1資格ごとに別途5,500円(税込)。プラチナは卒業課題で試験免除のため、2資格とも確実に取得 できます。
基本コースの取得ステップ
- SARA公式から申込・入金(30日以内)
- 教材で学習(目安1日30分・最短2ヶ月)
- 添削課題を提出
- JDP・JLESA各協会の試験に自分で申込・在宅受験
- 合格 → 2資格取得
プラチナコースの取得ステップ
- SARA公式から申込・入金(30日以内)
- 教材で学習(目安1日30分・最短2ヶ月)
- 添削課題を提出
- 卒業課題を提出 → 試験免除で2資格認定
試験日程に縛られず、忙しい方でも資格を取り逃しません。差額は約2万円ですが、試験を一度落として再受験するとその差は縮まります。試験が苦手・日程を組みにくい方はプラチナが現実的 です。
学べる内容の例(ハンドメイド・手芸講座)
学ぶ範囲は、手芸の基礎知識と糸・布・各種素材の扱い方から始まります。そこから作品を作りながら制作工程をたどり、インテリア雑貨や小物の応用づくり、カービングやギャザーといった手芸技法へと進み、最後に作品づくりに役立つ実用知識が体系として整っていきます。学習スタイルは テキスト+添削課題 が中心です。SARAの教材には制作キットは付属しないため、実際に作る材料・道具は別途準備が必要な点は押さえておきましょう(後述のFAQ参照)。
取った資格は、どこで効くのか|minne・Creema・教室
ここが一番気になるところですよね。「結局、資格を取ると何ができるの?」を本音で見ていきます。
1. minne・Creemaのプロフィール欄に書ける
minneやCreemaの作家プロフィールに「ハンドメイドマイスター」「手芸アドバイザー」と記載できます。同じような作品が並んだとき、資格名がある作家のほうが「きちんと学んでいる」という安心感 につながりやすいです。
ただし、ここは正直に。資格があるから売れる、というほど単純ではありません。 売れるかどうかは作品の魅力・写真・価格・SNS発信のほうが影響します。資格は「信頼の後押し」くらいに捉えるのが健全です。
2. 教室・ワークショップ開講時の説得力
自宅教室やワークショップを開くとき、「○○資格保有」と掲げられると、初対面の生徒さんへの説得力が増します。特に 手芸アドバイザーは「人に教える」方向性 の資格なので、教える立場を意識する方には相性が良いです。
3. 知識の体系化・自信づけ
独学だと抜けがちな素材の特性や技法の整理を、講座でまとめて学び直せます。「我流だった部分が裏付けられて自信になった」という声は、SARA受講者でよく聞かれるメリットです。
大前提:販売に資格は要らない
念のため改めて。作品を売るだけなら資格はいりません。 「資格を取らないと出品できない」という誤解で焦る必要はありません。資格は「許可証」ではなく「信頼と自信の裏付け」。教室開講や差別化など、目的がはっきりしている人にこそ役立つ ものです。
レジン作品が中心の方は「レジン講座」も検討を
「作りたいのは主にレジンアクセサリー」という方は、手芸講座よりも レジンに特化した講座 のほうが目的に合います。SARAにはレジン専用の講座があり、こちらでは レジンアートデザイナー(JDP)+UVレジンデザイナー(JIA) の2資格を狙えます。
レジン講座の詳細は、SARAのレジン資格講座を徹底解説した記事で別途まとめています。布小物や雑貨など幅広く扱うなら手芸講座、レジン中心ならレジン講座、という選び分けが分かりやすいです。
SARAハンドメイド資格のよくある質問
Q1. ハンドメイドマイスターと手芸アドバイザー、どちらが上位資格ですか?
A. 上下関係はありません。ハンドメイドマイスター(JDP)はハンドメイド全般の知識証明、手芸アドバイザー(JLESA)は手芸技法を人に伝えられる知識証明 という、認定協会も方向性も異なる別資格です。SARAのハンドメイド講座では両方を同時に目指せます。
Q2. 経験ゼロでも難易度的に大丈夫ですか?
A. はい。受講生の多くが初学者です。試験は在宅受験で、出題はテキストの範囲に沿っています。教材を読み込めば未経験からでも合格を狙えるレベルです。ただし作品制作そのものは手を動かす練習が別途必要です。
Q3. 資格がないとminne・Creemaで売れませんか?
A. いいえ。販売自体に資格は不要で、誰でも出品できます。資格はプロフィールに記載して信頼や差別化に役立てるもので、販売の許可ではありません。
Q4. 材料やキットは教材に含まれますか?
A. いいえ。SARAの教材には制作キット・材料は含まれません。糸・布・道具などは自分で用意します。「教材一式で全部揃えたい」方は、キット込みの他社講座と比較するのがおすすめです(ピラー記事の比較表を参照)。
Q5. 基本コースとプラチナコース、どちらを選ぶべき?
A. 一発合格の自信があり費用を抑えたいなら基本コース(59,800円)。試験を受けずに確実に2資格揃えたい・試験日程を組みにくいならプラチナコース(79,800円)が安心です。差額は約2万円です。
Q6. 取得した資格で「先生」として教えられますか?
A. 民間資格ですが、ワークショップや自宅教室での名乗り・告知は可能です。特に手芸アドバイザーは「教える」方向性の資格なので相性が良いです。ただし資格が集客を保証するわけではないため、作品力やSNS発信と合わせて活かすのが現実的です。
まとめ:2資格は「作って売る+いつか教える」の土台になる
| あなたの目的 | 2資格の活かし方 |
|---|---|
| minne・Creemaで作品を販売 | プロフィールに記載して信頼・差別化に |
| いつか教室・ワークショップを開きたい | 特に手芸アドバイザーの「教える」方向性が活きる |
| 我流の知識を整理し直したい | 体系的な学び直しで自信づけ |
| レジン作品が中心 | レジン講座のほうが目的に合う |
ハンドメイドマイスターと手芸アドバイザーは、どちらも初学者向けの基礎レベル資格で、在宅受験・最短2ヶ月 で目指せます。SARAのプラチナコースなら卒業課題の提出だけで2資格とも確実に取得できるので、「試験は不安だけど肩書きは欲しい」という方に向いています。
一方で、販売だけが目的なら資格は必須ではありません。 教室開講や差別化など、目的がはっきりしている方が、資格の価値を最も引き出せます。テキストの読みやすさは人それぞれなので、申込前に無料の資料請求で実物を確認するのが失敗しないコツです。

