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通信講座を探していて「諒設計アーキテクトラーニング」と「SARAスクール」の両方にたどり着いた方は、途中で 妙な既視感 を覚えたはずです。
料金が同じ。受講期間も同じ。「試験免除で2資格」という売り文句まで同じ。
その直感は正しいです。この2校は、同じ会社が運営する姉妹校です。
両校の公式サイトを実際に突き合わせて、どこが同じで、どこが違うのかを1つずつ確認しました。結論から言うと、違いは1点に集約されます。
この記事の結論(先に3つだけ)
- 運営会社は同じ株式会社新生技術開発研究所。料金・受講期間・添削回数・試験免除の条件まで完全に一致しています
- 違うのは講座ラインナップだけ。諒設計157講座、SARA154講座(同じ方法で実測)
- 決定的な差はCAD・建築系。諒設計に5講座あり、SARAには1講座もありません
つまり選び方はこうなります。
CAD・建築を学びたいなら諒設計。それ以外なら、学びたい講座がある側を選べばいい。
料金で悩む必要はありません。同じだからです。
この比較の調べ方
- 調査日:2026年10月6日(初回調査は2026年8月27日)
- 調査対象:諒設計アーキテクトラーニング公式サイトとSARAスクールジャパン公式サイトを実際に取得
- 料金・受講期間・添削回数は、両校の講座ページの料金ブロックの表記を突き合わせ
- 講座数は両校の講座一覧ページから講座リンクを集計した実測値(推定値ではありません)
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
全項目を1枚で比較する
| 項目 | 諒設計アーキテクトラーニング | SARAスクール |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社新生技術開発研究所 | 株式会社新生技術開発研究所 |
| 標準コース | 基本講座 59,800円 | 基本コース 59,800円 |
| 上位コース | スペシャル講座 79,800円 | プラチナコース 79,800円 |
| オンライン版 | スペシャル講座オンライン 79,800円 | プラチナコース オンライン 79,800円 |
| 受講期間 | 6ヶ月(最短2ヶ月) | 6ヶ月(最短2ヶ月) |
| オンライン版の最短 | 1ヶ月 | 1ヶ月 |
| 添削回数 | 5回(上位は+卒業課題1回) | 5回(上位は+卒業課題1回) |
| 試験免除の条件 | 卒業課題の提出 | 卒業課題の提出 |
| 取得資格数 | 2資格 | 2資格 |
| 受験料(標準コース選択時) | 1資格につき10,000円(税込) | 公式サイトに記載なし(2026年10月6日確認) |
| 合格基準(標準コース選択時) | 70%以上の正答率・在宅受験 | 得点率70%以上・在宅受験 |
| 質問対応 | 学習中の質問は無料・回数制限なし | 学習中の質問は無料・回数制限なし |
| 教材の到着 | 申込受付後1週間以内 | 申込受付後1週間以内 |
| 返品・キャンセル | 教材到着後8日以内 | 教材到着後8日以内 |
| 講座数 | 16ジャンル157講座 | 15ジャンル154講座 |
| CAD・建築系講座 | あり(5講座) | なし(0講座) |
| 所在地 | 東京都港区赤坂4-13-5 | 東京都港区南青山5-17-2 |
| 電話 | 0120-757-592 | 0120-968-431 |
※2026年10月6日時点の両校公式サイト表記および実測値。出典:諒設計の会社案内(https://www.designlearn.co.jp/about/)・講座ページ(https://www.designlearn.co.jp/mental/)・配送(https://www.designlearn.co.jp/about/payment/)・特商法表記(https://www.designlearn.co.jp/sctact/)、SARAの会社概要(https://www.saraschool.net/company/)・講座ページ(https://www.saraschool.net/biyo/aroma/)・配送(https://www.saraschool.net/shiharai/)・特商法表記(https://www.saraschool.net/commerce/)。講座数は講座一覧(https://www.designlearn.co.jp/course//https://www.saraschool.net/course/)のリンクを集計
⚠ 59,800円/79,800円が当てはまるのは、両校の大半の講座です。
諒設計のCAD系3講座(実践建築CAD/実践土木CAD/実践機械・設備・電気)と空間ディスプレイデザイナー®は
基本120,000円・スペシャル140,000円 と別価格です(2026年10月6日確認)。
空間ディスプレイデザイナー®は SARAも同額(120,000円/140,000円) で一致。SARAにはCAD講座が1つもない ため、CAD系3講座は比較対象そのものが存在しません。
上から14行目までがすべて一致 しています。金額も、期間も、添削回数も、試験免除の条件も、取得資格数も、質問対応も、教材の到着も、返品期限まで。
違うのは、下の4行だけです。
なぜここまで同じなのか?運営会社が同一だから
「同じ会社らしい」で済ませず、両校の公式表記を並べて確かめました。
諒設計アーキテクトラーニング公式サイトの会社案内
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 販売元 | 株式会社新生技術開発研究所 |
| 設立 | 1989年6月 |
| 資本金 | 10,000,000円 |
| 本社 | 福岡市中央区天神2-7-21 天神プライムビル9階 |
| スクール所在地 | 東京都港区赤坂4-13-5 |
SARAスクールジャパン公式サイトの会社概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | SARAスクールジャパン(株式会社新生技術開発研究所) |
| 事業内容 | 通信教育講座の運営 |
| 所在地 | 東京都港区南青山5-17-2 |
同一の法人名が、両校の公式サイトにそれぞれ明記されています。 推測ではありません。
つまりこの2つは競合他社ではなく、同じ会社が展開する2つのブランド です。料金体系も講座の作り方も共通なのは、当然の帰結ということになります。
コース名だけが違う、という奇妙な一致
| 諒設計アーキテクトラーニング | SARAスクール | |
|---|---|---|
| 標準 | 基本講座 59,800円 | 基本コース 59,800円 |
| 上位 | スペシャル講座 79,800円 | プラチナコース 79,800円 |
| オンライン | スペシャル講座オンライン 79,800円 | プラチナコース オンライン 79,800円 |
「講座」と「コース」、「スペシャル」と「プラチナ」。呼び方が違うだけで、中身の条件は同じ です。
上位コースの中身も一致しています。両校とも、
- 受講期間6ヶ月(最短2ヶ月/オンライン版は最短1ヶ月)
- 添削5回+卒業課題1回
- 卒業課題の提出で試験免除、2資格を認定
という構成です。
標準コースを選んだ場合の総額も同じ
ここで注意すべきなのが、受験料は1資格につき10,000円(税込) だという点です(諒設計の講座ページの表記。SARAの講座ページには受験料の記載なし、2026年10月6日確認)。両校とも修了で2資格が取得できますが、この2資格は それぞれ別の協会が主催 しているため、受験料も2回分かかります。
したがって、総額の考え方も両校で共通になります。
| ルート | 受講料 | 受験料 | 総額 |
|---|---|---|---|
| 標準コース → 2資格とも受験 | 59,800円 | 10,000円×2=20,000円 | 79,800円 |
| 標準コース → 1資格だけ受験 | 59,800円 | 10,000円 | 69,800円 |
| 上位コース(試験免除) | 79,800円 | 0円 | 79,800円 |
2資格とも取得するなら、標準コースでも上位コースでも総額79,800円で同額 です。この構造は、どちらの学校を選んでも変わりません。
計算の根拠は 諒設計アーキテクトラーニングの料金|総額で比べると2つのコースは同額でした、SARA側は SARAスクールの料金は高い?基本・プラチナの総額シミュレーション にまとめています。数字が一致することをご自身で確認できます。
決定的な違いはCAD・建築系。SARAには1講座もない
同じ会社、同じ料金、同じ仕組み。ではどこで選ぶのか。答えは講座の中身です。
2026年10月6日時点で、両校の講座一覧ページから講座数を実際に数えました。
| 諒設計アーキテクトラーニング | SARAスクール | |
|---|---|---|
| ジャンル数 | 16 | 15 |
| 講座数 | 157 | 154 |
両校の公式サイトは、これより大きい数字を掲げています(諒設計の会社案内は「280以上の講座」)。
これは 1講座で2資格取得できる仕組み による数え方の違いと考えられます。
重要なのは、両校を同じ方法で数えた比較である という点です。数え方を揃えなければ比較になりません。
詳しい検証は 諒設計の講座一覧の記事 にまとめました。
数のうえでは諒設計が3講座多い計算です(SARAは8月の初回調査142講座→10月の再計測で154講座)。ただし、重要なのは数ではなく中身 でした。
SARAの講座一覧に「CAD」という文字は1度も出てこない
諒設計アーキテクトラーニングには、CADジャンルに5つの講座 があります。
- 実践建築CAD建築技術者
- 実践土木CAD技術者
- 実践機械・設備・電気
- インテリアデザイナー
- 空間ディスプレイデザイナー®
一方、SARAスクールの講座一覧ページを調べたところ、「CAD」という文字列は1回も出現しませんでした。 SARAのデザイン系ジャンルにある講座は、インテリアデザイナーと空間ディスプレイデザイナーの2つだけです。
| 学べる分野 | 諒設計 | SARA |
|---|---|---|
| インテリアデザイナー | ○ | ○ |
| 空間ディスプレイデザイナー® | ○ | ○ |
| 建築CAD | ○ | × |
| 土木CAD | ○ | × |
| 機械・設備・電気CAD | ○ | × |
建築・土木・機械設備電気のCADを学びたいなら、選択肢は諒設計アーキテクトラーニングしかありません。
校名の「アーキテクトラーニング」は、直訳すれば「建築の学び」です。この命名は飾りではなく、実際のラインナップに対応していた ということになります。
逆に、SARAが厚い分野もある
数だけでなく、ジャンルの重心も違います。
| 諒設計アーキテクトラーニング | 講座数 | SARAスクール | 講座数 |
|---|---|---|---|
| 料理 | 29 | 美容・食(biyosyoku) | 29 |
| 占い | 22 | 占い | 22 |
| 食・食育 | 15 | 食 | 19 |
| 整体・美容 | 14 | 美容 | 14 |
| 心理 | 12 | 趣味 | 12 |
| デザイン | 12 | メンタル | 12 |
| 手芸 | 11 | 手芸 | 11 |
| ペット | 8 | 植物 | 8 |
| フラワー | 8 | ペット | 8 |
| ドリンク | 5 | ドリンク | 5 |
| CAD | 5 | アート・ビジネス・カルチャー | 各3 |
| スイーツ | 4 | 片づけ | 3 |
| ビジネス・生活・アート・カルチャー | 各3 | デザイン | 2 |
※ジャンルの区切り方が両校で異なるため、名称は完全には対応しません
占い・食・美容・手芸・ドリンクといった主要ジャンルは、どちらもほぼ同じ規模 です。この領域を学びたいなら、正直なところ どちらを選んでも差はありません。
SARA側のラインナップは SARAスクールで取れる資格一覧、諒設計側は 諒設計アーキテクトラーニングの講座一覧|157講座を実名で全掲載 で全講座名を確認できます。
【診断】あなたはどちらを選ぶべきか
上から順に当てはまるものを探してください。最初に当てはまった行が答え です。
| あなたの状況 | 選ぶ学校 | 理由 |
|---|---|---|
| 建築・土木・機械設備電気のCADを学びたい | 諒設計 | SARAの講座一覧に「CAD」の講座がない(2026年10月6日確認) |
| 学びたい講座が片方にしかない | ある側 | 料金も仕組みも同じなので他に比べる要素がない |
| 美容・食・占い・手芸・心理を学びたい | どちらでも | 両校とも59,800円/79,800円、主要ジャンルの講座数もほぼ同じ |
| インテリア・空間ディスプレイを学びたい | どちらでも | 両校にあり、料金も認定協会(日本デザインプランナー協会)も同じ |
| まだ何を学ぶか決めていない | 諒設計 | 16ジャンル157講座で、CADも含めて間口が広い |
「どちらを選んでも同じ」という項目が多いのは、悪いことではありません。 料金・受講期間・添削回数・試験免除の条件・受験料がすべて一致している以上、選び間違えようがない ということです。
比較で消耗するより、学びたい講座があるかどうかを確認するほうが早く決まります。
両校に共通する注意点
同じ会社である以上、注意点も共通 です。片方だけを調べていると見落とします。
取得できるのは民間資格
両校とも、取得できるのは民間団体が認定する 民間資格 です。国家資格ではなく、業務独占資格でもありません。「この資格がないとできない仕事」は存在しません。
CAD系の講座も例外ではなく、建築士や施工管理技士のような国家資格とは別物 です。
期待の置き方を間違えなければ、価値はあります。
- ✕ この資格があれば就職・転職で有利になる、と保証されている
- ✕ 資格をもとに独占的に仕事ができる
- ○ 学びたい分野を体系立てて学べる
- ○ 学んだことの証明が形として残る
- ○ 教室やサロンを開くときの説明材料の一つになる
この論点は SARAスクールのデメリット7つ|後悔・怪しいの真相と対処法 でも扱っており、その内容は諒設計にもほぼそのまま当てはまります。
オンライン版は紙の教材が届かない
諒設計のスペシャル講座オンライン、SARAのプラチナコース オンライン。どちらも紙教材なし です。受講期間が最短1ヶ月と短い代わりに、テキストが手元に届きません。
通常版と同じ79,800円 なので、紙で学びたい方は通常版を選んでください。ここは申し込み画面で必ず確認すべき点です。
「最短2ヶ月」は受講期間ではない
両校とも受講期間は 6ヶ月 です。「最短2ヶ月」は集中して進めた場合の目安であり、標準的な想定期間ではありません。仕事や育児と並行するなら6ヶ月をフルに使う前提で計画を立てるほうが安全です。
返品できるのは教材到着後8日以内
両校の特定商取引法に基づく表記には、教材到着後8日以内の返品・キャンセルのみ受け付けると明記されています(9日を過ぎた途中解約は不可、返金額から送料750円と振込手数料が控除)。
受講期間は6ヶ月ありますが、やめる判断ができるのは最初の8日間だけ です。教材が届いたら、まず中身を確認してください。詳細は 料金記事 にまとめています。
判断材料をもう少し増やしたい方へ
どちらの学校も、公式サイトに受講生の声を掲載しています。スクールが自社に掲載しているものなので好意的な内容に偏りますが、氏名・年齢・受講した講座名まで添えられているため、匿名の「〜らしい」よりは判断材料になります。
当サイトでは、諒設計側の声を 諒設計アーキテクトラーニングの評判は怪しい?公式情報で5つの疑問を検証 で、SARA側を SARAスクールの評判は?口コミ36件分析と正直な評価 でそれぞれ検証しています。
よくある質問
Q. 諒設計アーキテクトラーニングとSARAスクールは、本当に同じ会社ですか?
はい。両校の公式サイトにそれぞれ「株式会社新生技術開発研究所」と明記されています。諒設計は会社案内ページ、SARAは会社概要ページで確認できます。
Q. 同じ会社なのに、なぜ2つのブランドがあるのですか?
公式サイトにその理由の説明はありません。ただしラインナップを見ると、SARAは美容・食・占い・手芸が中心で、諒設計はそれらに加えてCAD・建築系を持っています。対象とする層を分けている と読み取ることはできます。
Q. どちらのほうが安いですか?
同額です。 標準59,800円・上位79,800円で、両校とも変わりません。受験料は諒設計の講座ページに1資格10,000円(税込)とあり、SARAの講座ページには記載がありません(2026年10月6日確認)。
Q. 資格の価値はどちらが高いですか?
認定する協会が講座ごとに異なるため、学校名で優劣はつきません。同じ講座が両校にある場合、取得できる資格も同じ になります。
Q. 両方申し込む意味はありますか?
学びたい分野が両校にまたがっている場合を除けば、意味はありません。同じ会社の同じ仕組みなので、片方で完結します。
Q. どちらが講座数が多いですか?
同じ方法で数えた結果は 諒設計157講座 対 SARA154講座 で、諒設計のほうが3講座多い計算です(2026年10月6日時点)。ただし数より、学びたい講座が実際にあるか のほうが重要です。
Q. CADを学びたいのですが、諒設計の講座で実務レベルになりますか?
講座の内容説明はありますが、修了した人がどの程度のレベルに達するのか、就職につながった実績があるのかは公表されていません。 民間資格である点も踏まえると、仕事で使う前提なら0120-757-592で直接聞いて判断すべきです。
Q. 決められないときはどうすればいいですか?
両校の講座一覧を見て、目当ての講座がある側 を選んでください。それでも決まらなければ、講座数が多くCADも含む諒設計のほうが選択肢は広くなります。料金も仕組みも同じなので、どちらを選んでも損はしません。
まとめ
- 運営会社は同一(株式会社新生技術開発研究所)。両校の公式サイトに明記
- 料金は完全に同じ — 標準59,800円/上位79,800円(受験料は諒設計の表記で1資格10,000円)
- 受講期間・添削回数・試験免除の条件も同じ — 6ヶ月・添削5回+卒業課題1回
- 違うのは講座ラインナップ。諒設計157講座 対 SARA154講座
- 決定的な差はCAD・建築系。諒設計に5講座、SARAには0講座
- どちらも取得できるのは 民間資格。業務独占資格ではない
- 両校とも 返品できるのは教材到着後8日以内
選び方は結局のところ、「CAD・建築を学びたいか」→「学びたい講座がどちらにあるか」 の2段階で決まります。
そして料金・期間・仕組みがすべて同じである以上、この2校で迷って時間を使うこと自体が、あまり意味のない作業 です。学びたい講座がある側を選んで、先に進んでください。
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