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結論から:
- 合格発表は 受験した月の翌月中旬〜下旬、正午の予定 で、IPA のサイトに合格者の受験番号が掲載されます。2026年8月に受けた人は9月28日、9月受験分は10月21日(予定)、10月受験分は11月20日(予定)です
- 試験終了直後に画面に出る総合評価点・分野別評価点は、合格基準を満たしていても その時点では合格ではありません。経済産業大臣が合格者を決めてから正式に発表されます
- 合格証書は発表の翌月に 簡易書留 で届きます。不合格の人には何も届きません
- 落ちていたら、受験日の翌日から 次の申込ができます。ただし IPA は 2026年12月28日以降の試験を休止 する予定で、9月28日以降の申込は12月27日までの試験日しか選べません
この記事は、試験を実施している IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)のITパスポート試験サイトと IPA 本体サイトに書かれていることだけで整理しています(取得日 2026年10月20日)。合格率の推移や分野別の足切りの仕組みはITパスポートの合格率の記事を参照してください。
この記事の信頼性
- 調査日:2026年10月20日
- 情報源:IPA ITパスポート試験サイト(合格発表・受験要領・試験結果レポート・FAQ)、IPA 本体サイトのお知らせ(記事末尾の出典一覧)
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部。予備校・まとめサイトの情報は使っていません
試験直後に出る点数と「合格発表」は別もの
ITパスポートは CBT(コンピュータで受ける方式)なので、試験を終えるとその場で総合評価点と分野別評価点が画面に表示されます。受験要領の「9.試験結果レポート」にも「試験結果は、受験終了後、その場で確認できます」とあります(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/exam_summary.html)。
ここで勘違いしやすいのが、この画面の点数が合格基準(総合600点以上、かつストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系がそれぞれ300点以上)を満たしていれば合格、ではないことです。FAQ は次のように書いています。
「受験者端末に表示される試験結果が合格基準を満たしていても、その時点で合格とはなりません。経済産業大臣が合格者を決定します。経済産業大臣による合格者の決定後、合格者の受験番号を官報に掲載するとともに、ITパスポート試験のホームページに掲載します。」(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/reference/faq.html)
つまり流れは、①試験当日に画面で点数を見る → ②翌月中旬〜下旬の合格発表で受験番号を確認する → ③その翌月に合格証書が届く の3段階です。
当日の点数は「試験結果レポート」として1年間ダウンロードできる
点数の控えは、利用者メニューの「試験結果レポートダウンロード」から PDF で取れます。総合評価点と分野別評価点が載った書類で、「受験日から1年間ダウンロードすることができます」。ダウンロードできるようになるまで「試験終了後、2~3時間かかる場合があります」(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/confirmation.html)。欠席した場合や不正行為で無効になった場合のレポートはなく、ダウンロード以外の方法で取ることもできません。
成績を証明する書類は別途発行されないので、会社や学校に点数を示す必要がある人は、このレポートを1年以内に保存しておいてください(FAQ「成績を証明してもらうことはできますか?」)。
合格発表は「いつ」?2026年の受験月ごとの発表日
合格発表ページには「合格発表時刻は正午の予定」とあり、試験結果レポートのページには「合格発表は受験月の翌月中旬から下旬に行います」とあります。実際の日付は受験月ごとに決まり、IPA は「決まり次第、ホームページに掲載します」としています(FAQ)。
2026年の公表値を並べると次の通りです(出典:合格発表ページと「過去の合格発表 令和8年」)。
| 受験月 | 合格発表日 | 合格証書発送日 | 官報公示日 |
|---|---|---|---|
| 2026年1月 | 2月20日 | 3月11日 | 3月9日 |
| 2026年2月 | 3月19日 | 4月7日 | 4月3日 |
| 2026年3月 | 4月21日 | 5月13日 | 5月12日 |
| 2026年4月 | 5月25日 | 6月10日 | 6月5日 |
| 2026年5月 | 6月22日 | 7月8日 | 7月3日 |
| 2026年6月 | 7月22日 | 8月7日 | 8月10日 |
| 2026年7月 | 8月21日 | 9月8日 | 9月8日 |
| 2026年8月 | 9月28日 | 10月15日 | 10月8日 |
| 2026年9月 | 10月21日(予定) | 11月予定 | 11月予定 |
| 2026年10月 | 11月20日(予定) | 12月予定 | 12月予定 |
受験した日が月初でも月末でも、発表日は同じ「その月の分」です。たとえば8月1日に受けた人は、9月28日まで正式な合否が出ません。発表日は毎月ずれる(20日前後の月もあれば28日の月もある)ので、自分の受験月の行を合格発表ページで確かめてください。
なお、身体の不自由などで筆記方式の「特別措置試験」を受ける人は、2026年11月14日(土)実施分の合格発表が「12月中旬から下旬予定(CBT方式試験の11月度合格発表と同時)」です(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/measure.html)。
合格発表を「どこで」見る?受験番号の先頭6桁で一覧を開く
合格発表ページ(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pass.html)の表で、自分の受験年月をクリックします。すると「受験番号の先頭6桁を選んで下さい」という画面になり、IP2608 のような先頭6桁ごとの一覧に分かれています。先頭6桁を選ぶと、その中の合格者の受験番号が並びます。
必要なのは 受験番号 です。受験番号は確認票に印字されています。確認票は利用者メニューの「確認票ダウンロード」から取れますが、FAQ には「試験会場やITパスポート試験コールセンターで受験番号や確認コードを教えることはできません」とあります。受験後も確認票は捨てずに残してください。
メールや郵便で合否を知らせる仕組みはありません。受験要領は「合格発表の翌月、合格証書を簡易書留で郵送します(不合格者には、一切通知しません)」としており、不合格の場合は何も届きません。また「試験問題及び採点結果に関する問合せには応じられません」(合格発表ページ)。
官報にも受験番号が載る
合格者の受験番号は官報にも公示されます。上の表のとおり、官報公示日は合格発表日の2〜3週間後で、合格証書の発送日の前後です。官報の確認は必須ではなく、サイトの一覧で足ります。
合格していたら:合格証書は翌月に簡易書留で届く
合格証書は「経済産業大臣から『情報処理技術者試験合格証書』が交付されます」。発送日は上の表の「合格証書発送日」で、たとえば8月受験分は10月15日発送でした。届く日数は公表されていないので、発送日以降に簡易書留として配達されると考えてください。
合格証書で注意する点は4つあります(合格発表ページと FAQ)。
- 再発行できない:「『情報処理技術者試験合格証書』は、再発行できません」。失くした場合に代わりになるのは後述の合格証明書です
- 受験時点の利用者情報で作られる:「受験後に修正された利用者情報は、合格証書の氏名、生年月日、送付先等に反映されません」。受験後に引っ越した人は「必ず郵便局に転居届けを出してください」
- 不在のまま放置すると廃棄される:配達時に不在だと郵便局で一時保管され、保管期限を過ぎると IPA に返送されます。IPA での保管は「発送後3か月間(発送日の属する月の3か月後の月の末日まで)」で、その後は廃棄。再送費用は合格者負担です
- 氏名の漢字を直せるのは短い期間だけ:利用者登録で使えなかった漢字に直したい場合や、生年月日の誤りが分かった場合の「漢字表記等変更申請書」は、「試験日翌日12時~翌月の4日23時59分までに着信するように」送る必要があり、それ以降は「一切変更を受け付けません」
合格証書が届かないときの確認順
FAQ「合格証書が届かないので、発送状況を確認することはできますか?」の手順は、①合格発表ページで発送日を過ぎているか確認 → ②郵便局の不在票を確認 → ③それでも分からなければ IPA のお問い合わせフォームから、件名「iパス合格証書発送状況確認依頼」で、氏名(漢字/カナ)・西暦の生年月日・利用者ID・受験番号・試験合格発表日を書いて問い合わせる、です。
就職・転職で証明が必要なら「合格証明書」(700円)
合格証書とは別に、IPA が合格を証明する「合格証明書」を申請できます。「交付手数料は1通『700円』」で、「発行受付業務は、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズに委託」されています。合格証書を失くした人や、受験時期が分からない人も、合格証明書に合格年月日が載るのでこれで対応します。
ここで時期の注意があります。IPA は2026年10月16日に、システムリプレースのため 合格証明書の交付申請を2026年12月24日(木)で一時休止 すると発表しました。「現在の手続き方法による申請は、2026年12月14日(月曜日)まで」で、12月15日〜24日は手続き方法が変わり、詳細は11月下旬頃に委託先サイトで公開予定です(https://www.ipa.go.jp/news/2026/shiken_20261016.html)。年内に証明書が要る人は、12月14日までに申請してください。
落ちていたら:次の申込は受験日の翌日から、ただし年内で試験が止まる
何回でも受けられる。再申込の待機期間はない
FAQ には「何回でも受験できます」「一度不合格になった場合等で再度受験申込みする場合、受験申込みができない期間はありますか? 特にありません」とあります。ただし「複数回の試験を同時に申込むことはできません。新たな受験申込は、申込済試験の受験日翌日から行うことができます」(受験要領)。受験手数料は毎回 7,500円(税込)で、「受領した受験手数料は、理由のいかんにかかわらず返還できません」。
申込から受験できる最短の日は支払い方法で変わります(受験申込手順)。クレジットカードかバウチャーで 0:00〜11:59 に申し込めば翌日から、12:00〜23:59 なら翌々日から。コンビニ払いは申込日の5日後からで、払込手数料187円が別にかかります。
2026年12月28日以降は試験が休止される
いま一番大きい注意点です。IPA は「2026年12月28日以降」に ITパスポート試験を含む CBT 3区分の試験実施を休止すると公表しています(システムリプレースのため。https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/cbt-202605-jisshi.html)。要点は次の3つです。
- 2026年9月28日以降に申し込む人は、2026年12月27日までの試験開催日からしか選べない(通常は3か月先まで)
- 「試験会場によっては、2026年12月27日よりも前に試験実施が休止となる場合もあります」。空席がなくて受けられなくても手数料は返還されない
- 「2027年1月以降の試験実施については、2026年秋頃にウェブページでお知らせ」。再開日は本記事の取得時点(2026年10月20日)では未公表
10月受験で落ちた人が11月20日の合格発表を待ってから動くと、年内に受けられる枠は限られます。当日の画面で不合格と分かった時点で、合格率の記事にある分野別評価点の見方で落ちた分野を確かめ、受験日の翌日に次の枠を押さえるのが現実的です。
加えて、IPA は現行の試験制度を2026年度で終え、2027年度から出題分野を再編した新制度に移る予定を公表しています(詳しくは合格率の記事)。現行の出題範囲で受け直せるのは、休止前の2026年12月27日までの試験日です。
利用者IDは1年で無効になる
間を空けて再挑戦する人は、「最後に受験申込した試験日から1年経過した場合、登録した利用者IDは無効となります。利用者IDを再登録してから受験申込を行ってください」(FAQ)。再登録すると受験番号も変わるので、過去の試験結果レポートは1年以内にダウンロードしておきます。
よくある質問
Q. 試験直後の画面で総合600点以上だった。分野別が1つ300点未満だったが合格?
不合格です。FAQ に「分野別評価点のうち一つでも300点未満の分野があると、合格基準を満たしません」とあります。合格基準は総合評価点600点以上かつ分野別評価点それぞれ300点以上です(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html)。
Q. 合格発表日の正午にサイトが開けない
IPA は「合格発表時刻は正午の予定」としか書いていません。発表は受験番号の一覧掲載で、期限はないので、時間をおいて開き直してください。
Q. 合格に有効期限はある?
「ITパスポート試験は、その時点でその試験に合格する知識があることを認定する試験ですので、有効期間はありません」(FAQ)。
Q. デジタルバッジはもらえる?
IPA 自体は発行していません。FAQ によると、デジタルリテラシー協議会が2021年4月以降の合格者を対象に「DX推進パスポート」のデジタルバッジを発行しています。
Q. 過去に合格した日付が分からない
合格年月日(合格発表日)は合格発表ページの過去一覧に載っています。受験時期自体が分からない場合は、合格証明書(700円)に合格年月日が記載されます(FAQ)。
まとめ:画面の点数で安心せず、発表日と受験番号を控える
- 正式な合格発表は 受験月の翌月中旬〜下旬の正午、IPA サイトの受験番号一覧。試験直後の画面の点数は正式な合格ではない
- 2026年の例:8月受験 → 9月28日発表 → 合格証書10月15日発送。9月受験は10月21日(予定)、10月受験は11月20日(予定)
- 合格証書は 簡易書留・再発行不可。不在返送後の保管は発送後3か月。不合格者には通知なし
- 落ちたら 受験日の翌日から 再申込できる。ただし 2026年12月28日以降は試験休止、9月28日以降の申込は12月27日までの枠だけ
どの分野で300点を割ったかは試験結果レポートで分かります。残りの試験日が少ない中で弱い分野だけを埋める判断材料は、ITパスポートの合格率と分野別足切りの記事と難易度の記事にまとめています。
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出典
いずれも IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)。2026年10月20日取得。
- 合格発表(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pass.html)、過去の合格発表 令和8年(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/past_pass_2026.html)
- 受験要領(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/exam_summary.html)、受験申込手順(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/apply.html)
- 試験結果レポート(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/confirmation.html)、試験内容・出題範囲(合格基準)(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/about/range.html)
- FAQ(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/reference/faq.html)、特別措置(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/examination/measure.html)
- 2026年5月以降の試験実施について(システムリプレースによる休止)(https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/cbt-202605-jisshi.html)、合格証明書交付申請の一時受付休止について(https://www.ipa.go.jp/news/2026/shiken_20261016.html)

