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公式サイトの料金ページを開くと、目に入るのは「基本コース59,800円/プラチナコース79,800円」という2つの数字だけ。一見シンプルですが、ここに認定証の発行費用や試験料が後から乗ってくるため、「結局2資格を取り切るまでにいくら必要なのか」がこの画面だけでは読み取れません。多くの人が料金検討の入り口でつまずくのは、この総額の見えにくさが原因です。
ピラティスにはもうひとつ落とし穴があります。「インストラクターとして指導の現場に立つなら、通信講座とは別にBASIやSTOTTといった専門養成スクールの費用が要る」という前提を知らずに申し込むと、料金の判断そのものを誤ってしまうのです。
以下では、SARAのピラティス講座の料金を 2資格を取り切るまでの実質総額 に分解したうえで、formie・キャリカレとの1資格単価、対面の専門養成スクールとの価格差、支払い方法、費用を圧縮するコツの順に整理していきます。
ピラティス講座の実質総額の組み立て方
- 金額の根拠:受講料・試験料・認定証発行費は、SARAスクール公式サイトと各認定協会サイトの2026年6月時点の表記をもとに集計しています
- 総額の考え方:表示価格だけでなく「2資格を取り切るまでの実質総額」に分解して比較しました
- 他社料金:formie・キャリカレ・専門養成スクールの料金は概算で、キャンペーンにより変動します。最新額は各公式サイトでご確認ください
SARAピラティス講座の料金は2コースだけ。全講座共通の価格
SARAスクールには多数の講座がありますが、料金の選択肢はどの講座でも次の2コースだけ。ピラティス講座を選んでも、ここで講座ごとに値段が変わることはありません。まずはこの2択を頭に入れてください。
| コース | 料金(税込) | 主な内容 | 資格取得の方法 |
|---|---|---|---|
| 基本コース | 59,800円 | 教材一式・添削課題・質問サポート(6ヶ月・無制限) | 各認定協会の試験を自分で受験 |
| プラチナコース | 79,800円 | 基本コースの内容+卒業課題で 試験免除 | 卒業課題提出のみで 2資格とも100%取得 |
つまり「ピラティス講座だから高い・安い」といった講座ごとの価格差はありません。学習内容(テキスト・課題)は両コースとも同じ で、違いは「資格をどう取得するか」だけです。
- 基本コース … テキストでピラティスの基礎を学んだあと、各協会の認定試験を自分で申し込み・受験して合格すれば資格取得。
- プラチナコース … 試験は受けず、卒業課題を提出するだけで「ピラティスセラピスト」「ピラティスインストラクター」の2資格が認定される。
「プラチナは2万円高いが、試験を受けずに済むなら楽そうだ」——多くの方がこう考えます。ただ、どちらが本当に得かは受講料だけでは決まりません。試験料と認定証まで足した総額 を並べて、はじめて答えが出ます。次の章でその総額を組み立てていきます。
なお、SARAのピラティス講座で取れる2資格の中身や活かし方は、ピラティスセラピストとピラティスインストラクターの違い・難易度を解説した記事で詳しく整理しています。
2資格取得までの「実質総額」をシミュレーション
ここがこの記事の核心です。SARAのピラティス講座は 1講座で「ピラティスセラピスト」と「ピラティスインストラクター」の2資格を同時に取得できる のが最大の特徴なので、総額も「2資格を取り切るまで」で考える必要があります。
基本コース:試験を自分で受ける場合
基本コースは、教材で学んだあと各認定協会の試験を受験します。ピラティスセラピストは日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)、ピラティスインストラクターは日本インストラクター技術協会(JIA)が認定団体で、試験は 1資格あたり5,600円程度 が目安です。2資格を取るには2回分の受験料がかかります(試験は在宅受験が一般的です)。
| 項目 | 金額(税込・目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 受講料(基本コース) | 59,800円 | 教材・添削・サポート込み |
| 試験料(2資格分) | 約11,200円 | 1資格5,600円程度 × 2 |
| 認定証発行(任意・2資格分) | 0〜11,000円 | 1資格5,500円・取得は任意 |
| 2資格取得までの総額 | 約71,000円〜82,000円 | 認定証を付けるかで変動 |
注意したいのは、この約11,200円は「2資格とも一度の受験で合格できた場合」の金額だという点。どちらか一方でも落とせば、その資格の受験料がもう一度乗ってきます。基本コースの総額は、自分の合格率次第で動く変動値だと考えておくのが正確です。
プラチナコース:試験免除で確実に取る場合
プラチナコースは卒業課題の提出で2資格とも認定されます。受験という関門がないので 試験料は0円、落ちて受け直す可能性もゼロ。総額が79,800円から1円も動かないのがこのコースの安心材料です。
| 項目 | 金額(税込・目安) | 備考 |
|---|---|---|
| 受講料(プラチナコース) | 79,800円 | 教材・添削・サポート+試験免除 |
| 試験料 | 0円 | 卒業課題提出で免除 |
| 認定証発行 | 0円 | プラチナは認定証込み |
| 2資格取得までの総額 | 79,800円(追加費用なし) | これ以上かからない |
基本 vs プラチナ 総額比較まとめ
| 比較項目 | 基本コース | プラチナコース |
|---|---|---|
| 受講料 | 59,800円 | 79,800円 |
| 試験 | 自分で受験(在宅) | 免除 |
| 試験料(2資格) | 約11,200円 | 0円 |
| 認定証 | 任意・1資格5,500円 | 込み |
| 不合格時の再受験リスク | あり | なし |
| 認定証まで揃えた総額 | 約82,000円〜 | 79,800円 |
| 試験に自信があり認定証不要なら | 約71,000円 | 79,800円 |
ここから見える結論はシンプルです。認定証まで欲しい人・試験に不安がある人は、プラチナのほうがむしろ総額が安く・確実 になります。一方、「認定証は要らない・試験は一発で受かる自信がある」人だけは、基本コースが最安 になります。
「2万円も高いプラチナは損」と決めつけてしまいがちですが、認定証まで含めて79,800円で打ち止め になる事実を踏まえると、20,000円の差額は「2資格分の試験を受けずに確実に取り切る権利」の値段だと言い換えられます。受講料の表面だけ見て判断すると、ここを取り違えます。
認定証5,500円×2は「払うべき」か?判断の物差し
SARAスクールの料金で評判を落としがちなのが、この 認定証の別料金(1資格あたり5,500円) です。ピラティス講座は2資格なので、両方の認定証を発行すると 5,500円×2=11,000円 が別途かかる計算になります。基本コースでは認定試験に合格しても、認定証(賞状形式の証明書)を発行するには別料金が必要です。
ただし、ここは冷静に整理しておきたいところです。
- 認定証は 任意 です。発行しなくても「資格に合格した」事実は変わりません。
- SNSやブログで「ピラティスセラピスト取得」と発信したり、名刺に記載する分には、認定証そのものが必須ではありません。
- 一方で、自宅レッスンやサロンの開業、対面でお客様に証明書を見せたい という人は、認定証があると信頼感の演出になります。
つまり「壁に飾って見せる用途があるか」で判断すれば十分です。自己学習や自分の体づくり、SNS発信が目的なら、認定証なしでもまったく問題ありません。 プラチナコースなら2資格の認定証が標準で含まれるため、この5,500円×2問題はそもそも発生しません。
他社のピラティス通信講座との「1資格あたり単価」比較
「SARAは高い」という声の多くは、他社1講座の値段とSARAの総額をそのまま並べたときに生まれます。ところがSARAは 1講座で2資格 が取れる設計。資格1つあたりに換算してから比べないと、土俵が噛み合いません。
下表の他社料金は 2026年時点の概算 です。ピラティス・ヨガ系の講座はキャンペーンで価格が動きやすいため、申込前に各公式サイトで最新額を必ず確認してください。
| スクール | 講座例 | 料金(税込・概算) | 取得資格数 | 1資格あたり単価 |
|---|---|---|---|---|
| SARAスクール(基本) | ピラティス資格講座 | 59,800円 | 2資格 | 約29,900円 |
| SARAスクール(プラチナ) | ピラティス資格講座 | 79,800円 | 2資格 | 約39,900円 |
| formie | ピラティス系スペシャリスト | 約36,300円前後 | 1資格 | 約36,300円前後 |
| キャリカレ | ピラティス/ヨガ系講座 | 約30,000〜50,000円台(Web申込で割引) | 1資格 | 約30,000〜50,000円台 |
こうして並べると見え方が変わります。1資格あたりの単価で見ると、SARA基本コースの約29,900円は決して割高ではなく、2資格をまとめて取れる前提なら割安 な水準です。「総額」では高く見えても、「2資格を取る」前提なら効率的というのが実態です。
もちろん、「資格は1つで足りる」「初期費用をとにかく抑えたい」人にとっては、formieの単科講座やキャリカレのWeb申込(割引時)のほうが安い のも事実です。SARAの単価が活きるのは「ピラティスの知識と基礎を、2資格まとめて・試験免除で・確実に押さえたい」という条件がそろったときだけ。逆に言えば、その条件に当てはまらないなら他社を選ぶ判断もあります。formieとの詳しい違いはSARAとformieのピラティス講座を比較した記事でも掘り下げています。
在宅通信と「専門養成スクール」は価格の桁が違う
ピラティス講座の料金を語るうえで、ここだけは見落とせません。SARA・formie・キャリカレに代表される 在宅・通信のピラティス講座(数万円台) と、BASI PILATESやSTOTT PILATESといった 専門養成スクール(対面・実技中心) は、価格帯も目指すゴールもまるで別物だからです。
| タイプ | 代表例 | 料金帯(概算) | 学び方 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| 在宅・通信講座 | SARA・formie・キャリカレ | 数万円台 | テキスト中心・在宅完結 | 知識・基礎・名乗り・自己実践 |
| 専門養成スクール | BASI・STOTT・PHI 等 | 数十万円〜 | 対面・実技中心・段階制 | スタジオで本格的に指導 |
専門養成スクールの料金は、マット中心のコースでも十数万円、マシン指導まで含むコンプリヘンシブな養成では 30万〜数十万円規模 になるのが一般的です。これはSARAの数万円とは文字通り桁が違います。
なぜこれほど差があるかというと、ピラティスの本質は「実技(フォーム指導・体の動かし方)」 にあるからです。在宅の通信講座は、ピラティスの歴史・原則・基礎知識を体系的に学び、「ピラティスセラピスト/インストラクター」を名乗ったり、自分の体づくりやSNS発信、自宅での簡単なレッスンに活かすのに向いています。一方、スタジオの求人要件を満たし、お客様に本格的なフォーム指導を行うには、対面で実技を習得する専門養成が前提 になります。
正直にお伝えすると、SARAのピラティス講座は 「将来BASIやSTOTTで本格的に学ぶ前の入口」「実技は別途学ぶ前提で、まず知識と肩書きを得たい人」 に向いた講座です。「これ1つでスタジオインストラクターになれる」と誤解して申し込むと期待外れになります。逆に、目的が「自己実践・名乗り・SNS発信・自宅での軽いレッスン」なら、数万円で2資格を取れるSARAは合理的な選択です。資格の位置づけの違いは、2資格の詳細とBASI/STOTTとの違いを解説した記事で詳しく整理しています。
支払い方法と分割払いについて
SARAスクールの支払いは、通信講座でよくある方式に一通り対応しています(対応状況は申込画面が最新です)。
- クレジットカード払い(分割対応)
- 銀行振込・コンビニ決済 など
- カードの分割払い・リボ払いを併用すれば、1回あたりの負担を小さく できます。
たとえばプラチナコースの79,800円をカード分割(無金利キャンペーンや回数指定)に回せば、月々の支払いは数千円台のレンジに収まります。専門養成スクールに通う前段の「土台づくり」と割り切るなら、一括で構える必要はなく、分割前提で組むほうが現実的でしょう。
ひとつ手続き上の注意を。A8経由での申込は、WEB申込後30日以内に入金が確認されることが成果の条件です。申込を済ませたら入金は先延ばしにせず早めに 完了させておくと安心です。
「高い」のは事実。では、何にお金を払っているのか
ここまで見てきた通り、SARAのピラティス講座は絶対額で見れば安い講座ではありません。それでも多くの人が選ぶのは、価格の内訳に納得できるからです。SARAの料金には、次の価値が含まれています。
- 1講座で関連2資格 — 心理・コンディショニング側の「ピラティスセラピスト」と、指導・基礎側の「ピラティスインストラクター」を2つまとめて取得できる。単体で2つ取るより効率的。
- プラチナの試験免除 — 卒業課題提出のみで100%取得。試験会場に行く必要も、落ちる不安もない。
- 6ヶ月・質問無制限のサポート — 在宅学習でつまずいても何度でも質問できる。
- 在宅完結・1日30分・最短2ヶ月 — 忙しい人でも生活を崩さず学べる設計。テキスト中心で動画講義はありません。
- 専門養成への入口になる — まず知識と基礎を固めてから、必要に応じてBASI/STOTT等の実技養成へ進む土台にできる。
逆に言えば、これらに魅力を感じない人——「動画でフォームを見ながら学びたい」「最初から実技で本格的に学びたい」「とにかく最安で1資格だけ欲しい」という人には、料金が割高に感じられるはずです。
なお、これはあくまで 民間資格 です。ピラティスを通じて医療的な治療効果をうたうものではなく、自分の体づくり・コンディショニングの知識、自宅でのセルフ実践、SNS発信、サロンや教室の付加価値などに活かす資格です。
少しでも安く抑えるコツ
最後に、SARAのピラティス講座を無理なく・お得に受講するための現実的なポイントを挙げます。
- 基本コースで一発合格を狙う … 試験に自信があり認定証も不要なら、約71,000円が最安ルート。教材をしっかりやり込めば在宅試験の合格は十分狙えます。
- 認定証は本当に必要なときだけ … 自宅レッスンやサロン開業の予定がなければ、基本コースの認定証発行(1資格5,500円・2資格で11,000円)は見送ってOK。
- 資料請求で教材内容を先に確認 … 申込前に無料の資料請求でテキストの実物感を確かめれば、「思っていたのと違った」というミスマッチを防げます。
- 分割払いを活用 … 月々の負担を平準化すれば、まとまった出費を避けられます。
SARAスクールでは時期によってキャンペーンが実施されることもありますが、当サイトから割引コードやクーポン目当ての申込へ誘導することはできません。実施中の特典や最新価格は、公式サイトの表示を必ずご自身で確認してください。
SARAピラティス講座の料金に関するよくある質問
Q1. 結局、基本コースとプラチナコースはどちらが得ですか?
A. 試験に不安がある人・2資格の認定証も欲しい人はプラチナコース が得です。認定証込みで79,800円が確定し、再受験のリスクもありません。逆に 試験に自信があり認定証が不要な人だけは、基本コース(約71,000円〜)が最安 になります。多くの方には、総額が読めて確実なプラチナをおすすめします。
Q2. 認定証の5,500円は必ず払う必要がありますか?
A. いいえ、任意 です。資格に合格した事実は認定証がなくても変わりません。ピラティス講座は2資格なので、両方発行すると5,500円×2=11,000円かかりますが、自宅レッスンやサロン開業で証明書を掲示したい人以外は見送っても問題ありません。プラチナコースなら2資格の認定証が標準で含まれます。
Q3. 表示料金以外に追加でかかる費用はありますか?
A. プラチナコースは 追加費用なし で、79,800円ですべて完結します。基本コースの場合のみ、別途 試験料(1資格5,600円程度・2資格分) と、希望すれば認定証発行費(1資格5,500円)がかかります。教材費は両コースとも受講料に含まれています。
Q4. この料金で、ピラティスインストラクターとしてスタジオで働けますか?
A. 結論からいうと、SARAは在宅・通信講座のため、この料金だけでスタジオの本格的な指導者になるのは難しい です。ピラティスは実技が本質で、スタジオの求人要件はBASIやSTOTTなどの専門養成(対面・数十万円規模)を満たすことが多いためです。SARAは知識・基礎・名乗り・自己実践に向いており、本格指導を目指す場合は別途、専門養成スクールの費用が必要になります。
Q5. 分割払いはできますか?
A. クレジットカードの分割払いに対応しており、月々の負担を抑えて受講できます。対応する支払い方法や分割回数は申込画面でご確認ください。
Q6. 1つの資格だけで十分なのですが、それでもSARAはお得ですか?
A. 1資格だけが目的なら、formieの単科講座やキャリカレのWeb申込(割引時)のほうが安く済む ことがあります。SARAの強みは「ピラティスの2つの資格を同時に・試験免除で取れる」点に集約されるため、1資格を最安で取りたい方には他社のほうが合います。複数資格や試験免除に価値を感じるなら、SARAが有利です。
まとめ:SARAピラティス講座の料金は「2資格・試験免除」で考えれば妥当
| あなたのタイプ | おすすめコース/判断 |
|---|---|
| 試験に不安がある・2資格の認定証も欲しい | プラチナコース(79,800円・追加なし) |
| 試験に自信があり認定証は不要 | 基本コース(約71,000円〜が最安) |
| とにかく初期費用を抑えたい・1資格でいい | formieの単科講座・キャリカレ(Web申込) |
| 本格的にスタジオで指導したい | BASI/STOTT等の専門養成(対面・数十万円規模) |
| 知識・基礎・名乗り・自己実践を在宅で固めたい | SARAスクール |
SARAのピラティス講座は、絶対額だけ見れば「高い」と感じる料金です。しかし 1講座で2資格・プラチナなら試験免除で100%取得・認定証込みで総額が確定 という条件を踏まえると、「ピラティスの知識と基礎を、落ちる不安なく、在宅で取り切りたい」という人にとっては合理的な選択です。
ただし、ピラティスは実技が本質であり、スタジオで本格的に指導したいなら、別途BASI/STOTT等の専門養成(数十万円規模)が必要 になる点は最初に押さえておきましょう。SARAは「まず知識と肩書きを得る入口」「自己実践・自宅レッスン・SNS発信の土台」として位置づけると、お金の使い方を見誤りません。
判断に迷うなら、公式サイトで講座詳細とコースの違いを確認したうえで、無料の資料請求でテキストの中身を実際に見てみる ところから始めてください。教材の質感を自分の目で確かめれば、「数万円を払う価値があるか」の答えは自然と見えてきます。

