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通信講座を選ぶときに必ず確認すべきなのが「教材として何が手に入るのか」です。動画だけなのか、紙テキストが届くのか、問題集はどれくらいの分量か。これを把握しないまま申し込むと、後から「思っていたのと違う」になります。
本記事ではSMART合格講座 宅建コースに含まれる教材を、ビデオ・答練・模試・その他の機能に分けて整理しました。
この記事の信頼性
- 調査時点:2026年5月
- SMART公式サイトの教材仕様を確認
- 運営:(一財)全日本情報学習振興協会
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
SMART合格講座 宅建に含まれる教材一覧
公式サイトで公開されている教材構成は以下です。
| 教材 | 内容 |
|---|---|
| SMARTビデオ動画 | 約32時間(5〜15分の短編) |
| SMART答練 | 約4時間 |
| SMART模試 | 2回 |
| 音声ダウンロード | 動画と同内容の音声配信 |
| 進捗管理 | 視聴済み/未視聴の管理 |
| メモ機能 | 講義画面上にメモを残せる |
含まれていないもの:
- 紙のテキスト(フォーサイトのようなフルカラー冊子)
- 市販の年度別過去問集
- 質問サポート制度
SMARTビデオ動画(約32時間)
メインコンテンツです。宅建試験の4分野を体系的に学べる構成になっています。
構成と分量
| 分野 | 配点 | 動画分量の目安 |
|---|---|---|
| 権利関係(民法等) | 14点 | 約9時間 |
| 宅建業法 | 20点 | 約12時間 |
| 法令上の制限 | 8点 | 約7時間 |
| 税その他 | 8点 | 約4時間 |
合計約32時間。配点が大きい宅建業法に最も時間が割かれており、出題傾向に合った時間配分です。
1本5〜15分の短編構成
動画は短く切られているため、通勤や昼休みなどスキマ時間に1〜2本ずつ進められます。これは「机に向かう時間が取れない人」にとって相当に大きな利点です。
倍速視聴に対応
1.5倍・2倍速で視聴できます。1周目は等速で丁寧に、2周目以降は倍速で復習する使い方が定番です。2倍速なら32時間の講義を16時間で1周できるため、直前期の総復習にも使えます。
SMART答練(約4時間)
ビデオ視聴で学んだ内容を、問題演習で定着させるパートです。
宅建は知識を「使える」状態にしないと得点できない試験のため、答練が標準装備されているのは評価できる点です。スマホで完結する設計で、解答・解説まで動画形式で確認できます。
ただし約4時間という分量は、宅建の出題範囲を網羅するには不足します。市販の年度別過去問集との併用が前提と考えてください。
SMART模試(2回分)
本試験形式の模擬試験が2回付属しています。50問・2時間の構成で、本番のリハーサルとして使えます。
使い方
1回目は学習の中盤(試験2か月前頃)に、自分の弱点を把握する目的で解きます。2回目は試験1〜2週間前に、最終的な仕上がり確認として解きます。
両方とも本番と同じ時間帯(13:00〜15:00)で解くことを強くおすすめします。試験日のリズムを体に染み込ませる効果があります。
市販模試との比較
市販の宅建模試は1回あたり1,500〜3,000円程度です。模試2回が標準装備されているのは、コスト面でも実用面でも価値があります。
音声ダウンロード機能
動画と同内容の音声を、スマホにダウンロードしておけます。動画が再生しにくい環境(電波の悪い場所、ギガを節約したいとき)でも学習を継続できます。
家事や運転中など「ながら学習」に使える設計で、社会人受験生との相性が良い機能です。
紙テキストはどうするか
SMARTには紙の冊子テキストは標準装備されていません。これを補う方法は3つあります。
1. 動画とWeb教材だけで完結させる
スマホ・PC・タブレットで学習する人ならこれで十分です。動画内で図解や板書が表示されるため、紙がなくても理解には支障ありません。
2. 市販の宅建テキストを併用する
「らくらく宅建塾」「みんなが欲しかった宅建士の教科書」「パーフェクト宅建士」など、市販の人気テキストを1冊追加する方法です。価格は3,000〜4,000円程度。紙派の人にはこちらが現実的です。
3. 動画内容を自分でノートにまとめる
時間はかかりますが、自分で要点をまとめると記憶への定着率が上がります。ただし「綺麗にまとめる」ことに時間を使いすぎるのは本末転倒なので注意してください。
教材として「足りない」と感じたら
SMARTの教材で物足りないと感じた場合、追加する優先順位は以下です。
- 市販の年度別過去問集(10年分、2,500円)← 必須レベル
- 市販の宅建テキスト(3,000〜4,000円)← 紙派なら必須
- 直前期の予想模試(1,500円)← 任意
これらをすべて足しても、SMART本体25,300円+約5,000〜6,000円で総額3万円程度。フォーサイトのバリューセット1(59,800円)の半額です。
まとめ
SMART合格講座 宅建の教材は、ビデオ約32時間・答練約4時間・模試2回・音声ダウンロード・進捗管理機能で構成されています。スマホ完結型の設計で、紙テキストは標準装備ではありません。
教材だけで合格水準に届くかというと、市販の過去問集を1冊併用するほうが現実的です。SMART本体+過去問集の構成で、追加コストを抑えつつ合格を狙えるバランスの良い組み合わせになります。
出典
- SMART合格講座 宅地建物取引士コース 公式サイト(https://www.joho-gakushu.or.jp/takken)
- 全日本情報学習振興協会 公式サイト

