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結論
- オンスク.JPは講義動画と問題演習が教材のすべてで、講師への質問はできない。教材量は講座ごとに公表されている(ITパスポート 382問・約11時間、FP3級 338問・約7.5時間、宅建 628問・約21.5時間、社労士 408問・約15時間)
- 合格率の高い試験(ITパスポート 48.6%、FP3級 学科86.23%・実技83.29%)は、この教材量で出題範囲を回せる。宅建(18.7%)・行政書士・社労士(9.3%)は講義時間が短く、本試験形式の演習を別に用意する前提になる
- 無料プランは0円・無期限で、各講座の初回動画と初級問題を試せる
この記事は、オンスク.JPが公表している講座別の講義時間・問題数と、各試験団体が公表している合格率だけを根拠に「オンスクだけで足りるか」を資格別に整理します。合格者の口コミや、オンスク受講者の合格率の推定は使っていません(公式に公表されていないためです)。
オンスクの教材量(公式)
まず、オンスク.JPが講座ごとに公表している問題数と講義時間です。これが「オンスクだけ」で使える教材のすべてです。
| 講座 | 問題数 | 講義時間 |
|---|---|---|
| ITパスポート | 382問 | 約11時間 |
| 日商簿記3級 | 489問(仕訳問題含む) | 約9.5時間 |
| FP3級 | 338問 | 約7.5時間 |
| FP2級 | 456問 | 約12.5時間 |
| 証券外務員二種 | 737問 | 約10時間 |
| 秘書検定2級・3級 | 132問 | 約6時間 |
| 危険物乙4 | 356問 | 約7.5時間 |
| 色彩検定3級 | 280問 | 約4.5時間 |
| 衛生管理者 | 536問 | 約4.5時間 |
| ビジネス実務法務検定3級 | 248問 | 約17時間 |
| 宅建(宅地建物取引士) | 628問 | 約21.5時間 |
| 行政書士 | 593問 | 約32.5時間 |
| 社会保険労務士 | 408問 | 約15時間 |
補足として、日商簿記2級と基本情報技術者の講座はありません。気象予報士は「学科一般」「専門知識」の2講座のみで実技の講座はなく、知的財産管理技能検定は3級のみです。宅建には「宅建過去問ポイント」(121問・約3時間)、FP3級には「FP3級過去問ポイント」(304問・約10時間)と「FP3級 金財対応」(268問・約15.5時間)、行政書士には「記述式対策」(約5時間)と科目別の「AI行政書士」4講座が別にあります。
資格別:試験の合格率と教材量の照合
ITパスポート:教材量と試験難度が釣り合う
IPA(情報処理推進機構)の統計では、令和7年度のITパスポート試験は応募者307,266人・受験者271,352人・合格者132,012人で、合格率は48.6%です。前年度(令和6年度)は49.1%、令和5年度は50.3%でした。試験はCBT方式で年間を通じて随時実施されています。
(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/statistics.html)
見立て:受験者の約半数が合格する試験に対して、オンスクは382問・約11時間の講義を用意しています。出題範囲を一通りインプットして問題を回す量としては足りており、CBTなので仕上がった時点で受験日を決められます。
日商簿記3級:仕訳の反復が中心、2級の講座はない
日本商工会議所が公表する統一試験のデータでは、簿記3級の合格率は第173回(2026年6月14日)33.8%(実受験者14,359人・合格者4,854人)、第172回33.6%、第171回34.5%、第170回42.4%です。
(https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/candidate-data/data_class3)
見立て:3級は3〜4割が合格する試験で、オンスクの489問(仕訳問題含む)と「簿記3級仕訳マスター」講座で仕訳の反復はできます。ただし、オンスクの問題演習は分野別の出題なので、時間を計って1回分を通しで解く練習は、スタンダードプランの実力テスト(出題数と制限時間を設定)か市販の予想問題で補うことになります。なお、簿記2級の講座はオンスクにないので、2級は別の教材が必要です。
FP3級・FP2級:3級は合格率8割超、2級は5割前後
日本FP協会が公表するCBT試験の結果では、2026年4月〜8月のFP3級は学科86.23%(受検者41,352人・合格者35,658人)・実技83.29%、FP2級は学科50.36%・実技56.73%です。
(https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/)
見立て:FP3級は受検者の8割以上が合格する試験で、オンスクのFP3級(338問・約7.5時間)に加えて「FP3級過去問ポイント」「FP3級 金財対応」の講座もあります。教材量と難度の釣り合いという点では、オンスクの講座の中で最も「だけ」で成立しやすい資格です。FP2級は合格率が5割前後に下がり、オンスクの教材は456問・約12.5時間です。本試験形式での得点確認は別途行うほうが安全です。
宅建:合格率18.7%、本試験形式の演習が別に要る
一般財団法人不動産適正取引推進機構が公表する実施概況では、令和7年度の宅建試験は受験者245,462人・合格者45,821人で合格率18.7%、合格基準点は50問中33点でした(令和6年度は18.6%・37点、令和5年度は17.2%・36点)。
(https://www.retio.or.jp/wp-content/uploads/2025/12/10years_result2025.pdf)
見立て:受験者の8割以上が落ちる試験で、合格基準は年によって33〜37点と動きます。オンスクの宅建講座は628問・約21.5時間、過去問ポイントが121問・約3時間で、講義は基礎のインプットが中心です。年1回の本試験で50問中33点以上を取る練習は、年度別の過去問を通しで解く形で別に用意してください。オンスクの位置づけは「基礎固めと分野別演習」です。
行政書士:令和7年度は受験者50,163人・合格者7,292人
一般財団法人行政書士試験研究センターの公表では、令和7年度の行政書士試験は受験者50,163人・合格者7,292人(受験者数に対する割合は約14.5%)、令和6年度は受験者47,785人・合格者6,165人です。
(https://gyosei-shiken.or.jp/doc/exam/result/analytics.html)
見立て:オンスクの行政書士講座は593問・約32.5時間で、記述式対策(約5時間)と科目別の「AI行政書士」講座が別にあります。オンスクの講座の中では最も講義時間が長い部類ですが、記述式を含む法律科目の試験に対して30時間強の講義は入門〜基礎の分量です。全体像の把握と条文・用語のインプットに使い、記述式と過去問演習は別教材で積む前提になります。
社会保険労務士:第58回の合格率は9.3%
社会保険労務士試験オフィシャルサイトで公表された第58回(令和8年度)試験の結果は、受験者42,510人・合格者3,961人で合格率9.3%(前年5.5%)です。
(https://www.sharosi-siken.or.jp/results/)
見立て:受験者の9割以上が落ちる試験に対して、オンスクの社労士講座は408問・約15時間です。受験者の9割以上が落ちる試験に対して、15時間の講義は入門の分量です(公式の講座ページでも「入門編」と位置づけられています)。社労士を本気で目指すなら、オンスクは「科目の全体像を低コストで把握する」用途と割り切り、本講座は別に選ぶのが現実的です。
「オンスクだけ」を成立させる使い方(公式機能)
オンスクで合格を狙うなら、次の3点を押さえてください。いずれも公式FAQで確認できる仕様です。
1. スタンダードプランの復習機能を使う
間違えた問題だけを解き直す「間違えた問題」、登録した問題を解く「復習問題」、出題数と制限時間を設定してランダム出題する「実力テスト」、解いた問題を周期的に再出題する「反復問題」は、スタンダード(月1,628円)・一括プラン・資格別プランの利用者のみ使えます。ライト(月1,078円)は講義視聴と問題演習の基本機能のみです。
(https://faq.onsuku.jp/ukehodai/ukeho-training/531)
2. 2周目以降は倍速で回す
再生速度は0.8〜2倍の7段階(Androidは0.25〜2倍の8段階)です。1講義5分なので、2倍速なら1講義2分半で2周目を回せます。
3. 質問はできない前提で、わからない点は自分で調べる
講師への質問窓口はなく、学習相談は会員同士の「みんなの学習相談」のみです。解説で足りない論点は、試験団体の公式資料や市販テキストで確認する必要があります。
オンスクだけで足りる人/足りない人
| オンスクだけで足りる人 | 別の教材が要る人 |
|---|---|
| ITパスポート・FP3級・簿記3級など合格率3割以上の試験を受ける | 宅建・行政書士・社労士など合格率2割未満の試験を受ける |
| 分野別の問題演習と復習機能で範囲を回せれば十分 | 年度別の過去問を本試験の時間で通しで解きたい |
| スタンダード(月1,628円)で復習機能を使う前提 | ライト(月1,078円)のままで済ませたい |
| わからない点を自分で調べられる | 講師に質問して解決したい |
| 目当ての講座がオンスクにある | 簿記2級・基本情報技術者など未開講の資格を受ける |
よくある質問(FAQ)
Q. 無料プランで何ができますか?
A. 各講座の初回動画と初級問題を、期限なし・0円で試せます。有料プランに自動で移行することはなく、無料プランでの学習記録は有料プランにそのまま引き継がれます。
Q. オンスクの受講者の合格率は公表されていますか?
A. 公表されていません。この記事で使っている合格率は、すべて各試験団体が公表している受験者全体の数値です。
Q. 簿記2級や基本情報技術者はオンスクで学べますか?
A. どちらも講座がありません。簿記は3級と「簿記3級仕訳マスター」、ITは「ITパスポート」と「情報セキュリティマネジメント」が開講されています。
Q. 難関資格にオンスクを使う意味はありますか?
A. 全体像の把握と基礎のインプットには使えます。月額制で講座の乗り換えも自由なので、本格的な講座に数万〜数十万円を払う前に、その資格の内容が自分に合うかを低コストで確かめる用途には向いています。
Q. 講義でわからない部分があったら?
A. 講師への質問はできません。「みんなの学習相談」で会員同士に相談するか、試験団体の公式資料や市販テキストで確認することになります。
まとめ
オンスク.JPだけで合格できるかは、「試験の合格率」と「オンスクの教材量」の釣り合いで判断できます。
- ITパスポート(48.6%)・FP3級(学科86.23%)・簿記3級(33.8%):教材量と難度が釣り合う。スタンダードの復習機能で問題を回せば、オンスクの教材だけで出題範囲をカバーできる
- FP2級(学科50.36%):教材はあるが、本試験形式での得点確認は別途行うほうが安全
- 宅建(18.7%)・行政書士(約14.5%)・社労士(9.3%):講義時間が15〜32.5時間と短く、年度別過去問や記述式の演習は別教材が前提。オンスクは基礎固めと下見に使う
無料プランは0円・無期限なので、目当ての講座の初回動画と初級問題を見てから、有料プランを決めてください。
この記事の数値は2026年10月14日に各公式サイトで確認したものです。最新情報は公式サイトでご確認ください。
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