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「夫婦心理カウンセラー」と「家族心理カウンセラー」。夫婦・家族の心理を学べる通信講座を調べていると出会う、似ているようで違うこの2つの資格名を、まず整理することから始めましょう。SARAスクールの夫婦心理資格講座ではこの2資格を同時に目指せますが、「結局これは何の資格なのか」「難しいのか」「公認心理師や臨床心理士と何が違うのか」「履歴書に書けるのか」——疑問は一つでは終わりません。順番に答えていきます。
この記事では、2つの資格それぞれの中身(認定協会・学べる内容・想定される用途・違い)、難易度の実際、取得方法、公認心理師や臨床心理士など専門職との位置づけの違い、履歴書での書き方、活かせる場面 を、ひとつずつ見ていきます。最初に大事なことをお伝えしておくと、これらは 民間の初級〜中級資格 であり、公認心理師や臨床心理士といった 専門職の代替にはなりません。医療・診断・治療はできません。その位置づけを正しく理解したうえで活用すれば、夫婦・家族関係の理解や対人援助の現場で十分に価値のある資格です。
夫婦心理の資格要件の調べ方
- 夫婦心理カウンセラーはJAAMP、家族心理カウンセラーはJLESAの公開情報をもとに、認定協会・学べる内容・受験形式を確認しています
- 公認心理師・臨床心理士など専門職との線引きは、国家資格・専門職団体それぞれの要件を参照しました
- 講座・料金はSARA公式の2026年時点の表記に基づきます。要件は改定されることがあるため、最新は各協会・公式でのご確認をおすすめします
夫婦心理カウンセラーとは(JAAMP認定)
夫婦心理カウンセラー は、JAAMP(日本メディカル心理セラピー協会) が認定する民間資格です。
夫婦という最も身近で、それでいて難しい人間関係について、すれ違いや衝突が起きる心理的なメカニズムを理解していることを認定する資格、という位置づけです。「なぜ夫婦はわかり合えないことがあるのか」「価値観や愛情表現の違いがどこから生まれるのか」を体系的に理解し、より良い関係づくりに役立てる基礎知識の証として活用されます。
学べる・問われる主な内容
- 夫婦間ですれ違いが起きる心理的なメカニズム
- 価値観・愛情表現・コミュニケーションスタイルの違い
- 倦怠期・不信・モラルハラスメントなど夫婦の悩みの背景
- パートナーとの関係を見直すための基礎知識
想定される用途
自分自身の夫婦関係の理解・改善、パートナーや身近な人の相談に乗る場面、対人援助の仕事での自己研鑽 など、まずは「夫婦の心理を理解して向き合う」場面で活きます。相手の言動を「困った行動」ではなく「価値観の違いから生まれる自然なもの」として受け止めやすくなります。自分の関係改善への活かし方は夫婦関係の改善に活かす記事で詳しく解説しています。
家族心理カウンセラーとは(JLESA認定)
家族心理カウンセラー は、JLESA(日本生活環境支援協会) が認定する民間資格です。
こちらは、夫婦だけでなく 親子・きょうだい・三世代といった「家族全体」の関係や心理 に視野を広げて学んだことを認定する資格です。同じ分野でも、JAAMPの資格が「夫婦二人の関係」に焦点を当てるのに対し、JLESAの資格は「家族というシステム全体の関わり方」という、より広い色合いがあります。
学べる・問われる主な内容
- 家族関係の心理と役割(親・子・夫婦それぞれの立場)
- 子育て・教育方針をめぐる夫婦・家族の意見の違い
- 嫁姑・親世代との関係など家族間の悩み
- 家族全体のコミュニケーションを整える基本姿勢
想定される用途
家庭での家族関係づくり、家族の相談に寄り添う場面、子育てや介護をめぐる関係調整、対人援助の発信 など、「夫婦から家族全体へ視野を広げて関わる」場面に向いています。
2資格の違いを整理
| 項目 | 夫婦心理カウンセラー | 家族心理カウンセラー |
|---|---|---|
| 認定協会 | JAAMP(日本メディカル心理セラピー協会) | JLESA(日本生活環境支援協会) |
| 重点 | 夫婦二人の関係・すれ違いの心理 | 親子・三世代を含む家族全体の関係 |
| 主な用途 | 夫婦関係の理解・改善・相談 | 家族全体の関係調整・子育て・介護の関わり |
| 受験 | 在宅受験可 | 在宅受験可 |
| 位置づけ | 民間(初級〜中級) | 民間(初級〜中級) |
2資格は 重複しつつ補い合う関係 で、両方そろうことで「夫婦二人の心理+家族全体の関係」を幅広くカバーできます。SARAではこの2つを1講座で同時に目指せるのが特徴です。
「資格」と聞いて身構える必要はあるのか
「資格」と聞くと身構えてしまいますが、この2資格の難易度は 初級〜中級レベル で、1日30分の学習をコツコツ続ければ十分に手が届きます。最短2ヶ月での取得も目指せます。
基本コース受験の場合:在宅受験
SARAの基本コースから各協会の試験を受験する場合、在宅受験が可能 で、テキストで学んだ基礎を問う内容が中心です。難関国家試験のような「落とすための試験」ではなく、学習到達度を確認する位置づけ と理解してよいでしょう。
とはいえ、試験を自分で受ける以上、学習をおろそかにすれば不合格になる可能性はあり、その場合は再受験料がかかります。
プラチナコースの場合:試験免除で100%取得
SARAの プラチナコース を選ぶと、卒業課題の提出のみで2資格とも認定 され、協会試験そのものが免除されます。つまり 試験の合否を気にせず確実に2資格を取得できる のがプラチナの最大のメリットです。「試験が苦手」「家事や仕事の合間で確実に取りたい」という方に向いています。
基本コースとプラチナコース、どちらを選ぶか
取得ルートは2つ。違いを表で見比べてみましょう。
| プラン | 料金(税込) | 取得方法 | 試験 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 基本コース | 59,800円 | 各協会の試験を自分で受験 | あり(在宅受験) | 試験に自信がある・費用を抑えたい |
| プラチナコース | 79,800円 | 卒業課題提出で認定 | 免除・100%取得 | 確実に取りたい・試験が苦手 |
基本コースは試験料が別途かかり、不合格なら再受験料も必要です。一方プラチナは試験料込みで確実に2資格が手に入ります。「確実性」を重視するならプラチナ、「費用」を重視し試験に自信があるなら基本コース が基本的な選び分けです。認定証は任意で1資格あたり5,500円別途となります。料金の詳しい内訳は料金を解説した記事もあわせてご覧ください。
なお、独学で類似の夫婦・家族心理資格を目指す道もありますが、添削や質問サポートのある通信講座とは進めやすさが異なります。比較は独学について解説した記事を参考にしてください。
専門職との位置づけの違い:公認心理師・臨床心理士
ここが最も誤解されやすいポイントです。夫婦・家族心理の民間資格と、国家資格・専門職をはっきり区別しておきましょう。
| 区分 | 代表資格 | 認定 | 取得の前提 | できること |
|---|---|---|---|---|
| 国家資格 | 公認心理師 | 国(厚労省・文科省) | 大学・大学院+実習+国家試験 | 医療・教育現場でのプロのカウンセリング |
| 専門職団体 | 臨床心理士 | 日本臨床心理士資格認定協会 | 指定大学院修了+審査 | 医療・教育現場でのプロのカウンセリング |
| 民間(初〜中) | 夫婦心理カウンセラー/家族心理カウンセラー | JAAMP/JLESA | 通信講座で取得可 | 関係理解・自己理解・傾聴・相談(副業)のプラスα |
最大の違いは、「専門職として医療・臨床の業務ができるか」 です。公認心理師・臨床心理士は医療や教育の現場で専門的なカウンセリングを担えますが、取得には大学・大学院・国家試験などが前提で、通信講座では取れません。心身の不調や精神疾患を伴うような深刻なケースは、公認心理師・臨床心理士・医療機関が対応すべき領域です。
一方、SARAの2資格は 民間の初級〜中級 で、診断・治療や専門職としての臨床はできませんが、通信講座で最短2ヶ月から取得でき、自分や身近な人の関係理解・自己理解・傾聴・相談(副業) に幅広く活かせます。
線引きをひとことで言えば、心身の不調を伴う問題は公認心理師など専門職が対応し、「より良い夫婦・家族関係を築きたい」「悩みに寄り添って話を聴く」という、不調以前の関係づくり・予防の領域で民間資格が活きる、という棲み分けになります。本格的な心理職を目指す方にとっても、SARAの2資格は「自分が対人援助の分野に向いているか試す第一歩」として合理的です。各講座の比較はピラー記事SARAスクールの夫婦心理資格通信講座やキャリカレとの比較記事もご覧ください。
履歴書・名刺への書き方
せっかく取った資格、正しく書いて活かしたいですよね。基本ルールを押さえておきましょう。
履歴書の資格欄
履歴書には、正式名称+認定協会名 で書くのが基本です。取得年月とあわせて以下のように記載します。
2026年6月 夫婦心理カウンセラー資格 取得(日本メディカル心理セラピー協会)
2026年6月 家族心理カウンセラー資格 取得(日本生活環境支援協会)
ただし期待しすぎないでほしいのですが、これらの民間資格は「採用で大きく評価される強力資格」ではありません。 心理の専門職採用で必須・有利になるのは公認心理師などの国家資格です。一方で、相談・接客・福祉・対人サービスといった 人の話を聴き、関係に配慮する職種では、「対人援助への関心と基礎知識の証」として好印象 につながることはあります。「資格そのもので採用される」より「学ぶ姿勢のアピール材料」と捉えるのが現実的です。
名刺・プロフィールへの記載
相談活動やSNS発信などでは、名刺やプロフィールに資格名を載せることで信頼づけになります。
- 「夫婦心理カウンセラー/家族心理カウンセラー」
- 「日本メディカル心理セラピー協会認定 夫婦心理カウンセラー」
「医療行為や心理疾患の診断・治療ができる」と誤解させる表現は避け、治療を連想させる肩書きは使わない よう注意しましょう。
どんな場面で活きるのか
この2資格が実際に役立つのは、大きく分けて3つの場面です。もっとも身近なのは 自分の夫婦・家族関係 で、すれ違いの心理が分かると相手の価値観を尊重した関わりがしやすくなり、「困った言動」も価値観の違いから生まれる自然なものとして受け止めやすくなります。そこから一歩広がると、友人や周囲の夫婦・家族の悩みに寄り添う 相談・傾聴 の土台にもなります。
3つめが 副業・対人援助のプラスα です。傾聴や相談を軸にした副業、あるいは対人サービスや福祉の仕事の中で、関係に配慮した関わりができると評価につながりやすくなります。副業としての具体的な活かし方は副業に活かす記事で詳しく解説しています。
言ってみれば、「夫婦・家族の関係に関わる場面すべての土台」 になる知識です。専門職として臨床を担う資格ではありませんが、自分の暮らしと対人援助の両面で関わりの質を底上げしてくれる実用性があります。
受講者の声
40代女性・主婦
「夫とのすれ違いに悩んで受講しました。すれ違いの心理を学んだら『価値観が違うだけなんだ』と冷静に受け止められるように。プラチナで試験なしで2資格取れたのも、家事の合間には助かりました。」
出典:コーヒー豆研究所 SARAスクール紹介
30代女性・対人援助職
「相談業の仕事に活かしたくて受講。国家資格ではないけれど、夫婦・家族の悩みを聴くときの引き出しが増えました。心理を本格的に学ぶ前の入口としてもよかったです。」
出典:jobchangegogo.com 利用者アンケート
50代女性
「内容は分かりやすかったけど、深刻なケースの専門的なカウンセリングまで学びたい人には物足りないかも。本格的に臨床を目指すならこれだけでは不十分だと感じました。」
出典:みん評
編集部からの補足:気になる声の通り、SARAの2資格は「基礎〜中級」です。精神疾患を伴う深刻なケースの専門支援や臨床の心理職を目指すなら、大学・大学院や国家資格が必要になります。「専門職の代替になる強力資格」ではない ことを理解したうえで、関係理解・自己理解・傾聴・相談(副業)のプラスαに活かすのが正しい使い方です。
夫婦心理カウンセラー・家族心理カウンセラー よくある質問
Q1. この2資格を持っていると就職に有利ですか?
A. 心理の専門職採用で必須・有利になるのは公認心理師などの国家資格です。民間資格であるこの2つは「就職に直結する強力資格」ではありません。 ただし、相談・接客・福祉・対人サービスなど人と関わる職種では、対人援助への関心と基礎知識のアピール材料になり、好印象につながることはあります。
Q2. 難易度はどのくらいですか?家事や仕事の合間でも取れますか?
A. 初級〜中級レベルで、1日30分・最短2ヶ月で取得を目指せます。在宅受験が可能で、テキストの基礎を問う内容が中心。確実に取りたいなら、卒業課題提出で試験免除になるプラチナコース が安心です。
Q3. 2つの資格は何が違うのですか?
A. 夫婦心理カウンセラー(JAAMP)は夫婦二人の関係・すれ違いの心理 に、家族心理カウンセラー(JLESA)は親子・三世代を含む家族全体の関係 に重きがあります。重複しつつ補い合う関係で、両方そろうと「夫婦+家族全体」を幅広くカバーできます。
Q4. 公認心理師や臨床心理士の代わりになりますか?
A. いいえ、代わりにはなりません。 公認心理師は心理の国家資格、臨床心理士も専門職の資格で、いずれも大学・大学院や審査が前提です。SARAの2資格は民間の初級〜中級で、専門職としての臨床や診断・治療はできません。自分や身近な人の関係理解・傾聴・相談に活かすものです。
Q5. この資格で夫婦相談やカウンセリングをしてもいいですか?
A. 民間資格でも、傾聴や夫婦・家族の相談に乗る個人活動(副業を含む)は可能です。ただし 医療行為(診断・治療)はできず、あくまで寄り添い・気づきを促す関わりに限られます。心身の不調や精神疾患を伴うケースは公認心理師など専門職や医療機関につなぎ、誤解を招く肩書きは避けましょう。
Q6. 取得後に公認心理師など上位資格を目指せますか?
A. 直接の受験資格にはつながりませんが、夫婦・家族の心理の基礎知識は上位資格を学ぶ際の土台として無駄になりません。 「自分が対人援助・心理の分野に向いているか試す入口」としても有効です。本格的な専門職を目指すなら、大学・大学院や国家試験が前提となります。
まとめ:2資格の「位置づけ」を理解して賢く取る
最後に、夫婦心理カウンセラーと家族心理カウンセラーの要点を振り返ります。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 認定 | JAAMP(夫婦心理)/JLESA(家族心理)の民間資格 |
| 難易度 | 初級〜中級。1日30分・最短2ヶ月・在宅受験 |
| 確実に取るなら | プラチナコース(試験免除・2資格100%取得) |
| できること | 関係理解・自己理解・傾聴・相談(副業)のプラスα |
| できないこと | 医療行為(診断・治療)・専門職としての臨床。深刻なケースは公認心理師等が対応 |
| 履歴書 | 正式名称+協会名で記載。学ぶ姿勢のアピール材料 |
この2資格は、「公認心理師など専門職になるための資格」ではなく、「より良い夫婦・家族関係づくりや、傾聴・相談に夫婦心理の基礎を活かすための資格」です。位置づけを正しく理解すれば、納得感の高い選択になります。SARAなら1講座で2資格を、試験免除で確実に取得できます。
まずは公式サイトで講座内容を確認し、無料の資料請求 で教材の中身を実物で見てから判断するのが、失敗しない最初の一歩です。

