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宅建通信講座でフォーサイトといえば「合格率75%」「フルカラーテキスト」の打ち出しで有名です。一方のSMART合格講座は、半額以下の25,300円という価格帯。同じ宅建講座でもタイプが大きく違うため、選ぶ前に違いを整理しておきたいところです。
本記事ではSMART合格講座とフォーサイト宅建講座を、料金・教材・合格率・視聴期間で比較しました。
この記事の信頼性
- 調査時点:2026年5月
- SMART・フォーサイト両公式サイトを確認
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
基本情報の比較
| 項目 | SMART合格講座 | フォーサイト |
|---|---|---|
| 主力コース料金(税込) | 25,300円 | バリューセット1 59,800円/2 64,800円/3 69,800円〜 |
| 講師 | 横田政直、川島美晴 | 窪田義幸、北川えり子 |
| 視聴期間 | 3年間 | 試験前日まで |
| 紙テキスト | 標準装備なし | フルカラー紙テキスト同梱 |
| 合格率公表 | なし | 受講生合格率75%(自社公表) |
| 全額返金保証 | なし | バリューセット3対象 |
| 教育訓練給付金 | 対象外 | 一般教育訓練給付金対象 |
最も大きな違いは、教材の重みと価格、そして合格率の公表の有無です。
比較1:料金
| コース | 料金(税込) |
|---|---|
| SMART合格講座 | 25,300円 |
| フォーサイト バリューセット1 | 59,800円 |
| フォーサイト バリューセット2 | 64,800円 |
| フォーサイト バリューセット3 | 69,800円〜 |
価格差はSMARTがフォーサイトの半額以下。バリューセット1との差で約34,500円、バリューセット3との差で44,500円以上開きます。
ただしフォーサイトは一般教育訓練給付金の対象で、条件を満たせば受講料の20%(上限10万円)が支給されます。これを使えば実質的な負担は下がります。
比較2:教材
SMARTはスマホ完結型で、ビデオ約32時間+答練約4時間+模試2回が中心。
フォーサイトはフルカラーの紙テキスト(満足度90%以上を打ち出し)と、eラーニング「ManaBun」の組み合わせ。視覚的にわかりやすい教材作りに力を入れています。
「机に向かって紙テキストで学びたい」ならフォーサイト、「スマホで完結したい」ならSMART、という住み分けが明確です。
比較3:合格率
フォーサイトは2024年度試験で受講生合格率75%、全国平均合格率18.67%との比較で「全国平均の4倍」と公表しています。
注意点として、合格率の集計は自社アンケートに基づくものが多く、回答者の母集団に偏りがある可能性は否定できません。額面通り受け取るかどうかは判断が分かれます。
SMARTは合格率を公表していません。データを重視する人にはマイナスポイントですが、合格率の数値そのものが講座選びの絶対基準というわけでもありません。
比較4:視聴期間
| 講座 | 視聴期間 |
|---|---|
| SMART合格講座 | 3年間 |
| フォーサイト | 試験前日まで |
フォーサイトは原則として受験年度の試験前日までの視聴期間。1年目で届かなかった場合、追加購入が必要です(再受講割引が用意されている可能性はあります)。
SMARTは3年間追加費用なしで使えるため、長期戦の可能性を残したい人にはSMARTが有利です。
比較5:全額返金保証
フォーサイトのバリューセット3には、条件を満たさなかった場合の全額返金保証があります。一定の学習履歴や演習量など条件が設定されているため、適用には注意が必要ですが、受講料負担をゼロにできる可能性は魅力です。
SMARTには返金保証はありません。25,300円という金額そのものを「失敗しても痛くない初期費用」と捉える設計です。
SMARTが向く人
- 初期費用を抑えたい(25,300円)
- スマホで完結する学習スタイルが合う
- 視聴期間3年間を活用したい
- 紙テキストは市販で代用できる、または不要
フォーサイトが向く人
- フルカラー紙テキストでじっくり学びたい
- 合格率データを重視する
- 全額返金保証を取りに行く意欲がある
- 教育訓練給付金を活用できる
両者を選ぶ判断フロー
質問に答えていくと、向いているほうが見えてきます。
- 紙テキストは必須か → Yes:フォーサイト寄り
- 初期費用を5万円以上かけられるか → No:SMART寄り
- 視聴期間3年が必要か → Yes:SMART寄り
- 教育訓練給付金を使えるか → Yes:フォーサイト寄り
折衷案:SMART+市販テキスト
「フォーサイトの紙テキストは惜しいが、価格は厳しい」という人には、SMART本体25,300円+市販テキスト3,000〜4,000円の組み合わせも現実的です。総額3万円弱で、紙テキスト派の需要をある程度満たせます。
ただしフォーサイトの紙テキストはオリジナル設計のため、市販で完全代替できるわけではありません。質を最優先するならフォーサイト、コストを抑えたいならSMART+市販という判断軸になります。
まとめ
SMART合格講座とフォーサイトは、価格帯と教材設計の思想が大きく異なります。スマホ完結型・低価格・視聴3年で選ぶならSMART、フルカラー紙テキスト・合格率データ・全額返金保証で選ぶならフォーサイト、という使い分けが基本です。
「合格率が高いほうが安心」という直感はわかりますが、合格率の数字は集計方法に依存します。最終的には自分の学習スタイルとの相性で決めるのが、後悔の少ない選び方です。
出典
- SMART合格講座 宅地建物取引士コース 公式サイト(https://www.joho-gakushu.or.jp/takken)
- フォーサイト 宅建士講座 公式サイト(https://www.foresight.jp/takken/)
- 各社2026年5月確認

