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結論:社労士試験は選択式8科目(40点満点)・択一式7科目(70点満点)で、総得点と科目ごとの両方に合格基準点があります。第58回(令和8年度)の合格率は9.3%。SMART(講義約25時間20分・答練約7時間20分・19,800円)は科目ごとの足切りを避ける土台作りに使い、本試験形式の演習は市販教材で補うのが基本線です。
SMART合格講座 社労士の勉強法を考えるときに大切なのは、「この講座を主軸にすべきか、補助に回すか」をまず決めることです。ビデオ約25時間20分、答練約7時間20分というボリューム(公式明記)を踏まえて、自分の現状学力と用途に合わせて使い方を変える発想が要ります。
本記事では、初学者・学習経験者・複数年受験生の3パターンに分けて、SMARTを最大限活用する勉強法を提案します。
この記事の信頼性
- 調査時点:2026年10月7日
- 調査対象:SMART合格講座 社労士講座ページ、社会保険労務士試験オフィシャルサイト
- 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
- 情報源:公式サイト記載のみ(口コミ・体験談は使っていません)
SMARTを使った勉強法の基本フロー
学力レベルを問わず共通する流れを最初に押さえます。
- ビデオ講義を倍速(1.5倍〜2倍)で一通り視聴し、全体像を把握する
- テキストを科目別に精読し、用語と数値を覚える
- 答練(一問一答)で論点ごとの理解を確認する
- 市販の過去問題集で本試験形式の演習量を確保する
- 答練と苦手科目を周回し、直前期は法改正対応の補強を行う
SMARTに含まれる教材だけで完結させない、というのが大前提です。講義と答練を合わせた約32時間40分は「入口」として使い、過去問演習で出題傾向を体に染み込ませる作業を別途行う必要があります。
社労士試験の仕組み(公式)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 出題形式 | 選択式8問(各5点・40点満点)、択一式70問(各1点・70点満点) |
| 合格基準 | 総得点と科目ごとの両方に基準点。1つでも下回れば不合格 |
| 第58回の基準 | 選択式25点以上かつ各科目3点以上(雇用保険法は2点以上)、択一式47点以上かつ各科目4点以上 |
| 第58回の結果 | 受験者42,510人・合格者3,961人・合格率9.3%(第57回は5.5%) |
出典:社会保険労務士試験オフィシャルサイト(URLは記事末尾)
ビデオ講義の効果的な視聴方法
社労士試験は選択式8科目・択一式7科目にまたがり、最初の通し視聴で全部覚えようとすると確実に挫折します。1周目は割り切って「全体感を掴む」目的に絞るのが鉄則です。
| 周回 | 速度 | 目的 |
|---|---|---|
| 1周目 | 1.5〜2倍速 | 全体像の把握、用語に慣れる |
| 2周目 | 1〜1.5倍速 | 科目別に深掘り、論点を整理 |
| 3周目 | 必要箇所のみ | 苦手科目・直前期の確認 |
倍速視聴に抵抗のある人もいますが、最初は字幕代わりに音だけ流し続けるイメージで十分です。何度も繰り返すうちに、聞き取れる速度が上がっていきます。SMARTの音声ダウンロード機能(公式ページに記載)を使えば、通勤中や家事の合間にも視聴できるので、机に向かう時間以外でも学習量を積み上げられます。
答練(一問一答)の使い方
SMARTの答練は約7時間20分。短時間で一周できるボリュームです。だからこそ、複数回繰り返して「答えがすぐ出る」状態にすることが目的になります。
- 1周目:分からなくても進めて、解説をテキストと照合
- 2周目:間違えた問題に印をつけ、根拠条文を確認
- 3周目以降:印のついた問題だけを集中して回す
一問一答は知識の定着確認に向いており、本試験の択一式対策の前段として効果的です。一方で、本試験は択一式(5肢択一・70問)と選択式(語群から選ぶ8問)の組み合わせなので、形式に慣れるためには市販の本試験形式問題集を併用しましょう。
学習者タイプ別の勉強法
初学者(社労士の学習がはじめて)
最初の1〜2ヶ月はビデオ講義の倍速視聴に集中し、専門用語と制度の全体像を頭に入れます。理解できない箇所は飛ばしてOK。3ヶ月目以降に市販テキストと過去問題集を導入し、本格的なアウトプットを始めましょう。
学習経験者(独学経験あり・再受験)
SMARTは「自分の弱点科目」を再学習する用途に使えます。年金科目(国民年金、厚生年金)や労一・社一は独学で詰まりやすい論点が多く、講義音声で耳から覚え直す効果が期待できます。
複数年受験生
3年間の視聴期間(公式明記)を活かし、初年度は基礎固めに使い、2年目以降は答練の周回に絞るという使い方もできます。法改正の最新情報は別途市販の法改正本で補うのが安全です。
SMARTだけでは足りない部分の補い方
公式ページにあるのは講義・一問一答式の答練・音声ダウンロード・視聴3年間で、本試験形式の問題集・模試・法改正教材の記載はありません(2026年10月7日確認)。次の3点は別教材で補強したい部分です。
| 不足しがちな要素 | 補う方法 |
|---|---|
| 本試験形式の演習量 | 市販の科目別過去問題集を1〜2冊購入 |
| 模試による時間配分練習 | 大手予備校の公開模試を1〜2回受験 |
| 法改正と白書対策 | 市販の法改正対策本(受験年度版) |
SMARTの19,800円(税込)に市販教材を足した合計を、申込前に計算しておきましょう。
編集部の見解
SMARTの勉強法でもっとも大事なのは、「主役は自分の手と頭であり、講座は脇役」という意識だと考えています。映像を流すだけでは記憶は定着しません。視聴→テキスト→演習のサイクルを地道に回す覚悟があれば、19,800円の講座は十分に元が取れます。
社労士は科目別の基準点割れ(足切り)で不合格になる仕組みの試験です。苦手科目を作らない姿勢が合否を分けるので、SMARTでつまずいた論点は必ず別教材か別講師の解説を当たって理解を深めましょう。
まとめ
- ビデオは倍速で複数周、答練は3周以上を目安に
- 音声ダウンロードで隙間時間も学習に変換する
- 市販過去問・模試・法改正本との併用が前提
- 学習者タイプに合わせて主役/補助の使い分けを意識する
SMARTを軸にした勉強法は、コストを抑えながらも十分に合格を狙える設計が可能です。自分の生活リズムに合った形でカスタマイズしてみてください。
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出典:
- SMART合格講座 社労士講座公式ページ(https://www.joho-gakushu.or.jp/sharoushi/)
- 社会保険労務士試験オフィシャルサイト「試験の概要」(https://www.sharosi-siken.or.jp/about/outline/)
- 同「第58回 合格者の発表について」(https://www.sharosi-siken.or.jp/wp-content/uploads/2026/09/社会保険労務士試験の合格者の発表について_2026.pdf)
- 同「第58回 合格基準及び正答」(https://www.sharosi-siken.or.jp/wp-content/uploads/2026/09/社会保険労務士試験の合格基準及び正答について_2026.pdf)

