登録販売者の合格率は40.7%(令和7年度)|推移と対策

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結論(厚生労働省の公表値)

  • 全国平均:令和7年度は40.7%(受験者58,996人・合格者24,004人)
  • 最高は北海道54.8%、最低は沖縄県23.2%(関西広域連合を除く)
  • 推移:令和元〜7年度は40.7〜49.3%の範囲。令和6年度の46.7%から6.0ポイント下がり、7年間で最低

「登録販売者試験ってどのくらい難しいの?」と気になる人向けに、最新の合格率データ(令和7年度)と、合格圏に届くための具体的な対策を整理しました。

登録販売者は薬剤師ほど難関ではないものの、毎年5〜6割の受験者が不合格になる試験です(令和元〜7年度の全国合格率は40.7〜49.3%)。地域差も大きく、対策の質次第で結果がはっきり分かれるのが特徴です。

この記事の信頼性

  • 調査期間:2026年5月(最新情報を反映)
  • 調査対象:SMART合格講座公式サイト、各都道府県試験結果
  • 執筆者:「デジタル資格ナビ」編集部
  • 情報源:公式サイト、厚生労働省、各都道府県保健所・薬務課


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令和7年度(2025年)の合格率

厚生労働省の公表値では、令和7年度の全国の合格率は40.7%でした(受験者58,996人・合格者24,004人。人数は延べ)。

区分 合格率
全国平均(令和7年度) 約40.7%
最高(北海道) 約54.8%
最低(沖縄県) 約23.2%

合格率がもっとも高かった北海道と、もっとも低かった沖縄県では、2倍以上の差が出ています。試験問題は地域ブロック単位で作成・実施されているため、年度・地域によって難易度に揺れがあるのが特徴です。

都道府県別の合格率一覧(令和7年度)

厚生労働省は毎年度、都道府県ごとの受験者数・合格者数・合格率を「登録販売者試験実施状況」として公表しています。令和7年度(2025年度)の数値(令和8年3月31日現在)は次の通りです。

1位 北海道54.8%2位 群馬県54.0%3位 岐阜県53.8%4位 静岡県51.7%5位 長野県51.5%全国40.7%36位 大分県28.4%37位 鹿児島県28.0%38位 福岡県27.2%39位 佐賀県24.4%40位 沖縄県23.2%
令和7年度(2025年度)の都道府県別合格率、上位5県と下位5県。順位は、個別に公表されている40都道県を編集部が並べたもので、関西広域連合(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の7府県分、38.6%)は含めていません。出典:厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」(令和8年3月31日現在)。
都道府県 受験者数 合格者数 合格率 前年度(令和6年度)
北海道 1,598 875 54.8% 62.3%
青森県 489 228 46.6% 54.9%
岩手県 521 243 46.6% 51.5%
宮城県 1,332 669 50.2% 55.0%
秋田県 338 124 36.7% 50.0%
山形県 406 172 42.4% 52.5%
福島県 1,037 413 39.8% 47.5%
茨城県 1,746 805 46.1% 46.5%
栃木県 1,002 480 47.9% 42.8%
群馬県 2,221 1,199 54.0% 51.2%
埼玉県 2,723 1,051 38.6% 46.7%
千葉県 3,127 1,075 34.4% 45.9%
東京都 4,186 1,671 39.9% 45.8%
神奈川県 3,152 1,312 41.6% 47.8%
新潟県 858 390 45.5% 43.5%
富山県 619 307 49.6% 52.2%
石川県 804 376 46.8% 52.2%
福井県 404 144 35.6% 40.1%
山梨県 384 157 40.9% 40.1%
長野県 802 413 51.5% 42.0%
岐阜県 1,007 542 53.8% 55.1%
静岡県 1,956 1,011 51.7% 56.6%
愛知県 3,472 1,746 50.3% 56.7%
三重県 830 424 51.1% 57.2%
鳥取県 250 90 36.0% 53.1%
島根県 219 97 44.3% 50.2%
岡山県 1,350 495 36.7% 51.8%
広島県 1,080 432 40.0% 55.9%
山口県 971 416 42.8% 54.3%
香川県 508 186 36.6% 52.8%
愛媛県 596 219 36.7% 51.8%
高知県 263 86 32.7% 46.6%
福岡県 4,138 1,127 27.2% 30.9%
佐賀県 843 206 24.4% 28.7%
長崎県 515 156 30.3% 30.3%
熊本県 862 251 29.1% 31.3%
大分県 735 209 28.4% 35.7%
宮崎県 576 166 28.8% 29.4%
鹿児島県 945 265 28.0% 28.8%
沖縄県 887 206 23.2% 24.5%
関西広域連合※ 9,244 3,570 38.6% 46.7%
全国(年度計) 58,996 24,004 40.7% 46.7%

※受験者数・合格者数は延べ人数です(同じ人が複数の都道府県で受験・合格している場合があるため)。

※関西広域連合は、滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・奈良県・和歌山県・徳島県の試験を実施しており、厚生労働省の表でも1行にまとめて計上されています。奈良県の試験は令和7年度から関西広域連合に移っています。令和6年度の表では奈良県が単独で掲載されているため(41.8%)、関西広域連合の前年度値(46.7%)に奈良県は含まれていません。

※40都道県と関西広域連合を合計すると受験者数58,996人・合格者数24,004人となり、全国の年度計と一致します(編集部で検算)。

出典:厚生労働省「令和7年度登録販売者試験実施状況」(https://www.mhlw.go.jp/content/001738114.pdf)、関西広域連合「令和8年度 登録販売者試験受験案内」(https://www.kouiki-kansai.jp/material/files/group/12/20260518tohan_juken_annai.pdf)

合格率が高い県・低い県

令和7年度に合格率が50%以上だったのは、北海道・宮城県・群馬県・長野県・岐阜県・静岡県・愛知県・三重県の8道県です。30%未満だったのは、福岡県・佐賀県・熊本県・大分県・宮崎県・鹿児島県・沖縄県の7県でした。

ただし、合格率が最も高い県・低い県は年度によって入れ替わります。

年度 最も高い 最も低い
令和元年度(2019) 北海道 64.3% 埼玉県 23.4%
令和2年度(2020) 広島県 58.1% 埼玉県 30.1%
令和3年度(2021) 山口県 68.8% 秋田県 32.7%
令和4年度(2022) 佐賀県 59.3% 高知県 29.8%
令和5年度(2023) 群馬県 55.2% 高知県 21.4%
令和6年度(2024) 北海道 62.3% 沖縄県 24.5%
令和7年度(2025) 北海道 54.8% 沖縄県 23.2%

※関西広域連合を除く都道府県の中から編集部が抽出。出典:厚生労働省「登録販売者試験実施状況」各年度版(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_57810.html)

たとえば佐賀県は、令和4年度に59.3%で最も高い県でしたが、令和5年度は45.9%、令和6年度は28.7%、令和7年度は24.4%でした。前の年に合格率が高かった県で受ければ有利、とは言えません。

過去の合格率推移

全国の合格率は、令和元年度以降40〜50%の範囲で上下しています。一方向に下がり続けているわけではなく、令和6年度に46.7%へ上がったあと、令和7年度は40.7%に下がりました。上下の理由は公表されていません。

厚生労働省の公表値(令和元〜7年度)

厚生労働省が公表している全国の年度計は次の通りです(受験者数・合格者数は延べ人数)。

年度 受験者数 合格者数 合格率
令和元年度(2019) 65,288 28,328 43.4%
令和2年度(2020) 52,959 21,953 41.5%
令和3年度(2021) 61,070 30,082 49.3%
令和4年度(2022) 55,606 24,707 44.4%
令和5年度(2023) 52,214 22,814 43.7%
令和6年度(2024) 54,526 25,459 46.7%
令和7年度(2025) 58,996 24,004 40.7%

出典:厚生労働省「登録販売者試験実施状況」各年度版(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/newpage_57810.html)

1060855650445240035令和元令和2令和3令和4令和5令和6令和7受験者数(左軸・万人)合格率(右軸・%)
登録販売者試験の全国の受験者数(延べ人数)と合格率(令和元〜7年度)。令和3年度の49.3%が最も高く、令和7年度の40.7%が最も低い値です。出典:厚生労働省「登録販売者試験実施状況」各年度版(各年度末現在の数値)。

令和元年度以降の7年間では、令和3年度の49.3%が最も高く、令和7年度の40.7%が最も低い値です。令和7年度は前年度(46.7%)から6.0ポイント下がり、個別に公表されている40都道県のうち34都道県で前年度を下回りました。前年度を上回ったのは栃木県・群馬県・新潟県・山梨県・長野県の5県で、長崎県は同じ30.3%でした(前年度との比較は編集部が算出)。

2026年度(令和8年度)の試験日程と合格率の公表時期

2026年度(令和8年度)の全国の合格率は、2026年10月6日時点ではまだ公表されていません。各都道府県の合格発表は試験日ごとに順次行われ、全国の集計は厚生労働省が年度末時点の数値として公表しています(令和7年度分は「令和8年3月31日現在」の数値)。

先に合格発表を終えた道県の公表値は、北海道が受験者1,716人・合格者958人で55.8%(9月29日発表)、茨城県が受験者1,606人・合格者567人で35.3%(10月2日発表)です。前年度(令和7年度)は北海道54.8%・茨城県46.1%でした。

出典:北海道「令和8年度登録販売者試験の結果について」(https://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/iyk/touhan_goukakuhappyou_R8.html)、茨城県「登録販売者試験」(https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/yakumu/yakuji/yakumu/yakuji/toroku/26toroku.html)

各実施主体の公式ページで確認できた令和8年度の試験日は次の通りです。

実施主体 試験日 合格発表
北海道 2026年8月26日(水) 2026年9月29日(火)
茨城県 2026年8月26日(水) 2026年10月2日(金)
群馬県 2026年8月26日(水) 2026年10月2日(金)
新潟県 2026年8月26日(水) 2026年10月2日(金)
関西広域連合(滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島) 2026年8月30日(日) 2026年10月13日(火)
愛知県 2026年9月2日(水) 2026年10月16日(金)
東京都 2026年9月6日(日) 2026年10月16日(金)
中国・四国8県(鳥取・島根・岡山・広島・山口・香川・愛媛・高知) 2026年10月8日(木) 広島県は2026年11月13日(金)
福岡県 2026年12月20日(日) 2027年1月27日(水)

※岡山県の公式ページには「中四国8県において、同一試験日、同一試験問題で実施」と記載されています。上の表にない県の日程は、受験する都道府県の公式ページで確認してください。

出典(2026年10月6日確認):

合格基準と「足切り」の落とし穴

登録販売者試験の合格基準は、以下の2つを同時に満たすことです。

  1. 総得点で70%以上(120問中84点以上) を取ること
  2. 各章で都道府県が定める足切り基準 をクリアすること(おおむね各章35〜40%以上)

総合点で70%を取っていても、1章でも足切りを下回ると不合格になります。「苦手科目を作らない」というのが、合格者と不合格者の最大の分かれ目です。

不合格者に多い3つのパターン

過去の口コミや受験記録から見ると、不合格になる人には共通したパターンがあります。

パターン1:第3章で時間切れ

第3章「主な医薬品とその作用」は40問あり、成分名と作用の暗記が問われます。準備不足で挑むと、ここで時間も得点も削られて、他章にしわ寄せが来ます。

パターン2:第4章の薬機法改正への対応不足

第4章は法改正の影響を受けやすい章です。古いテキストで勉強していて、最新の改正点を押さえていないケースが見られます。試験前に必ず最新版の手引きを確認しましょう。

パターン3:本番形式の演習不足

120問を240分で解くには、1問あたり2分のペース配分が必要です。普段から時間を計った演習をしていないと、後半で焦って失点を重ねるパターンがあります。

SMART合格講座での合格率を上げる戦略

SMART合格講座を使う場合、合格圏に届くための具体的な戦略を3つ挙げます。

戦略1:第3章に時間の40%を投下する

試験出題の33%を占める第3章には、勉強時間も同程度かそれ以上を投下します。SMARTの第3章講義は最もボリュームがあり、薬剤師講師の機序ベース解説が活かしやすい章です。

戦略2:答練を最低3周する

SMARTの答練を1周だけで終わらせるのは、もったいない使い方です。間違えた問題に印をつけて、3周目は間違えた問題だけ集中的に解き直すと、定着度が大きく上がります。

戦略3:直前期は過去問で時間配分の感覚を作る

試験1ヶ月前からは、各都道府県の過去問(無料公開)を時間を計って解きます。120問・240分の感覚に慣れておかないと、本番で時間切れになるリスクが高いです。



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地域選びと再挑戦の戦略

登録販売者試験は、住んでいる都道府県以外でも受験可能です。年度内に複数地域で受験して合格チャンスを増やす受験生も一定数います(試験日が重なっていなければ)。

合格率が高い県で受験する戦略を考える人もいますが、上の表のとおり県ごとの合格率は年によって大きく入れ替わります。移動費・宿泊費も考えると、地元で受けるのが現実的です。一度不合格だった場合の再挑戦は、半年〜1年後を目安に、苦手分野を集中的に補強してから挑むのがおすすめです。

まとめ:合格率40%でも、正しく対策すれば合格できる

登録販売者試験の合格率は約40〜50%で推移しており、ノープランで挑むと不合格になる確率のほうが高い試験です。一方で、第3章の対策と本番形式の演習を計画的にやれば、合格圏は十分手の届く範囲です。

SMART合格講座は、第3章対策と答練・進捗管理がセットになっており、独学に比べて学習効率を上げやすい構成です。「合格率に振り回されず、自分の対策に集中する」のが、いちばんの近道です。



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よくある質問

Q. 登録販売者試験の合格率が高い県はどこですか?

令和7年度は、北海道(54.8%)、群馬県(54.0%)、岐阜県(53.8%)の順でした(厚生労働省の公表値を編集部が並べたもの)。ただし最も高い県は年度ごとに変わっており、令和4年度は佐賀県、令和5年度は群馬県、令和6年度は北海道でした。

Q. 登録販売者試験の全国の合格率は?

令和7年度(2025年度)は、受験者数58,996人・合格者数24,004人で合格率40.7%です(延べ人数)。令和6年度は46.7%でした。

Q. 2026年度(令和8年度)の合格率はいつわかりますか?

都道府県ごとに順次発表されます。北海道(9月29日発表、合格率55.8%)と茨城県(10月2日発表、35.3%)はすでに公表済みで、東京都・愛知県が10月16日、福岡県が2027年1月27日などと続きます。全国の集計は、厚生労働省が年度末時点の数値として公表しています。

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出典

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