※本記事はアフィリエイト広告を利用しています
結論
- オンスクで対策できるのは学科一般(全82回・236問)と専門知識(全52回・118問)のみ。実技試験の講座はないので、オンスクだけでは資格取得まで行けない
- 気象予報士試験の合格率は直近4回で4.3〜6.0%(第1回からの平均約5.5%)。学科に合格した科目は合格発表日から1年以内の試験で免除される
- オンスクの講座は最終改訂が2019年4月(学科一般)・2022年5月(専門知識)。過去問は自分で用意する前提になる
この記事には合格者の体験談を載せていません。オンスクは受講者の合格率・合格者数を公表しておらず、SNS等の投稿も本人が受講したかを確認できないためです。オンスク公式の講座仕様と、試験実施団体(一般財団法人 気象業務支援センター)の公式値だけで、「オンスクで合格できるか」を判断します。
オンスクだけで合格できる?(結論)
できません。理由は構造的なもので、オンスクの講座一覧に気象予報士の実技対策講座が存在しないからです。気象業務支援センターの試験概要では、試験は学科2科目と実技2題で構成され、実技は記述式・各75分・合格基準は総得点の70%以上です(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-2.html)。
| 試験科目 | 形式・時間 | 合格基準 | オンスクの講座 |
|---|---|---|---|
| 学科・一般知識 | マークシート・60分・15問 | 11問以上正解 | 気象予報士・学科一般 |
| 学科・専門知識 | マークシート・60分・15問 | 11問以上正解 | 気象予報士・専門知識 |
| 実技1・実技2 | 記述式・各75分 | 総得点の70%以上 | なし |
※合格基準は難易度により調整される場合があります(公式注記)。
オンスクが担えるのは学科2科目の入門部分です。それをどこまで頼れるかを次で見ます。
オンスクの気象予報士講座の仕様(公式ページ)
学科一般(https://onsuku.jp/training/kishou1)と専門知識(/training/kishou2)の公式表記です。
| 項目 | 学科一般 | 専門知識 |
|---|---|---|
| 講義動画 | 全82回(約13時間) | 全52回(約8時間) |
| 練習問題 | 全236問 | 全118問 |
| 講師 | 中島 俊夫 | 中島 俊夫 |
| 講座開講・改訂日 | 2019年04月15日 | 2022年05月17日 |
学科一般の章構成: 太陽系の中の地球/大気の鉛直構造/大気の熱力学(22回)/降水過程/大気における放射/大気の運動(14回)/大規模な大気の運動/メソスケールの運動(10回)/成層圏と中間圏の大規模な運動/気候の変動/法令
専門知識の章構成: 地上気象観測/海上気象観測/高層気象観測/気象衛星観測/気象レーダー観測/降水短時間予報/数値予報/ガイダンス/予報精度評価/季節予報/気象災害/注意報・警報
気象業務支援センターが示す学科の出題範囲(一般: 大気の構造・熱力学・降水過程・放射・力学・気象現象・気候の変動・気象業務法等の法規、専門: 観測の成果の利用・数値予報・短期中期予報・長期予報・局地予報・短時間予報・気象災害・予想の精度の評価・気象の予想の応用)と章立ては対応しています。ただし公式ページは「受講や受験のタイミングによって、最新の本試験の内容に一部未対応となる場合がございます」と注記しており、2019年・2022年以降の制度変更や運用変更は講座に反映されていない可能性があります。
気象予報士試験の合格率と日程(公式値)
気象業務支援センターの統計PDF(2026年10月9日掲載)から(https://www.jmbsc.or.jp/jp/examination/examination-5.html)。
| 回 | 試験日 | 申請者数 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第63回 | 2025年1月26日 | 4,700人 | 4,034人 | 244人 | 6.0% |
| 第64回 | 2025年8月24日 | 4,496人 | 4,048人 | 210人 | 5.2% |
| 第65回 | 2026年1月25日 | 4,557人 | 3,932人 | 208人 | 5.3% |
| 第66回 | 2026年8月23日 | 4,544人 | 4,087人 | 174人 | 4.3% |
第1回(1994年)から第66回までの累計は受験者248,027人・合格者13,607人で、平均合格率は約5.5%。第66回の合格者は最年少14歳・最年長73歳・平均36.0歳でした。
次回の第67回は2027年1月31日(日)、受験申請期間は2026年11月16日〜12月4日(当日消印有効)、合格発表は2027年3月19日の予定です。試験手数料は11,400円(学科1科目免除10,400円、2科目免除9,400円)。
オンスク自身の難易度ページも「合格率は例年4〜6%」「約1,000〜1,500時間程度必要」「概ね2年から3年を目安に」と説明しています(/training/kishou1/difficulty)。
科目免除を使った段階合格
学科試験の全部または一部に合格した場合、合格発表日から1年以内に行われる試験で、申請により合格した科目が免除されます(試験概要)。試験は年2回(8月と1月)なので、学科合格の次の2回で実技に集中できます。
| 段階 | やること | 使う教材 |
|---|---|---|
| 1. 学科2科目 | オンスクで講義134回を一周し、練習問題354問を解く。並行して公開されている過去問を解く | オンスク+過去問(気象業務支援センター公開) |
| 2. 実技 | 学科合格発表から1年以内の試験で実技に集中 | 実技対応の講座・教材(オンスクにはない) |
費用の目安はオンスクが月額ライト1,078円(税込)なので、学科に6ヵ月使っても6,468円。一括12ヵ月(スタンダード相当)でも18,557円です。
実技はどこで埋めるか
当サイトが確認している実技込みの講座は、一般財団法人 全日本情報学習振興協会の「SMART合格講座 気象予報士」です(https://www.joho-gakushu.or.jp/kisyouyohoushi/)。
| 項目 | 内容(公式ページ表記) |
|---|---|
| 受講料 | 53,900円(税込)。クレジットカードなら分割払い可 |
| 範囲 | 学科一般知識(8章)・学科専門知識(9章)・実技試験(3章) |
| 教材 | SMARTビデオ動画 約20時間+答練 約10時間 |
| 視聴期間 | 申込日から3年間 |
| 講師 | 飯沼 孝(気象予報士・気象防災アドバイザー) |
質問対応・添削の記載は公式ページにありません。記述式の答案を見てもらいたい場合は、添削付きの講座を別途探してください。
オンスクを学科対策に使うときの条件
公式FAQで確認できる利用条件です(https://faq.onsuku.jp/hc/ja/articles/53)。
- 無料プランは0円・期限なしで、各講座の初回動画と初級問題のみ。自動で有料にはならない
- 有料は月額ライト1,078円/スタンダード1,628円(税込)。スタンダードにだけ復習機能・講義スライドと音声のダウンロード・動画キーワード検索・ノート機能が付く(FAQ 531)
- 講師に質問する窓口はない。会員同士の「みんなの学習相談」かお問い合わせフォーム(FAQ 909)
- 解約はいつでも可、キャンセル・日割返金なし(FAQ 75)
向く人/向かない人
| 向く人 | 向かない人 |
|---|---|
| 学科2科目の入門を低コストで固めてから実技に進みたい | 1つの講座で実技まで完結させたい |
| 過去問は自分で用意して演習できる | 講師への質問や答案添削が必要 |
| 科目免除を使った2段階の計画で進める | 2019年・2022年以降の変更まで講座に反映されていてほしい |
| 短い動画で隙間時間に進めたい | 講座の練習問題だけで演習量を確保したい(354問) |
よくある質問
Q. オンスクの受講者の合格率は?
A. 公表されていません。この記事の合格率はすべて気象業務支援センターの試験全体の数値です。
Q. 独学でも合格できますか?
A. 受験資格に制限はなく、過去問も公開されているので制度上は可能です。ただし合格率は直近4回で4.3〜6.0%、オンスクの難易度ページでも目安は1,000〜1,500時間とされています。
Q. 学科に合格したら実技はいつまでに受ければよいですか?
A. 合格発表日から1年以内に行われる試験で免除を申請できます。年2回実施なので、次の2回が対象です。
Q. どのくらいで講座を見終えられますか?
A. 2講座合計で約21時間です。毎日1時間なら約3週間で一周できます。
この記事の情報は2026年10月14日に公式サイトで確認したものです。最新の料金・サービス内容は公式サイトでご確認ください。
オンスクの関連ページ

